人が色を選ぶ時は、「そのときの気分に同調する色」か、「そのときの自分に足りない色」を選ぶ傾向にあります。
たとえば、赤を選んだ人は、気分が高揚して頑張ろう!と思っている気持ちでいるか、もしくは逆に、なんとかしてエネルギーが欲しいと思っている状態か、どちらかである場合が多くなります。
こうした点から考えて、その日に着用する洋服や、守護石やアクセサリーを考えると良いでしょう。
このページでは「金」「白」「紫」「青」「水色」「緑」「ピンク」「黄」「茶」「オレンジ」「赤」「黒」の順番にパワーストーンを分類しています。色を基準に石を選ぶ際に参考にしてください。
※石の色は一定ではありませんので、複数の色にまたがる場合も多々あります。
※「パワーストーンとチャクラの対応」ページも参考にしてください。
キーワード:高次の意識、霊性の進化、究極の目的
聖人の後光として現れるように、純粋な金色の光は進化した魂から発せられるオーラの色とされ、物理界より上の次元と同調する色とされます。
ただし、黄色や茶色寄りの色はむしろ物質的な意味合いが強くなりがちなようです。
キーワード:清廉、純潔、誕生、神聖
無色透明の光をプリズムで分光すると、様々な色が現れます。その意味で、白はあらゆる色を生み出す色と言えるでしょう。
世界各地で、白は神聖な色として宗教的な意味合いをもっていたり、何ものにも染まっていない色であるため、純潔さ、潔白を示す色とされています。
白は、光や色を跳ね返す色でもあります。そのため、高潔過ぎて妥協を知らず、一律に拒絶したり、清濁併せ持つという知恵を知らぬが故の弱さを秘めるという側面もあります。
キーワード:高貴、理想、慈愛
昔から紫色は高貴な色とされ、紫色の衣服は特定の階級の人間しか着用できない時期がありました。
高貴な色は高貴な理想につながり、その延長線上には他者への無償の愛、慈愛があるとされます。
行動的な色である赤と、静的な色である青が混ざった色であるため、バランスの取れた色、あるいはバランスを回復しようとする色であるとも言われます。
負の側面として、非現実性、高すぎるプライドなどがあります。
キーワード:直感、冷静、知性
代表的な寒色。沸き立った感情や思考に冷静さと落ち着きをもたらします。
一方、内向的な性質を示す色でもあるため、落ち着いて考えたいときは適していますが、度が過ぎると落ち込みや悲しみを助長するという負の側面もあります。
キーワード:静けさ、冷静、落ち着き
ヒーリングの色でもあります。明るい青〜水色は、海の色、空の色、地球の色でもあり、青系統の衣服を着ると体感気温が微妙に下がることも知られています。
・翡翠(ヒスイ) ・アベンチュリン
・エメラルド ・ペリドット
・マラカイト ・モルダバイト
・プレナイト ・クリソプレーズ
・ガーデン水晶 ・グリーントルマリン
・グリーンアポフィライト
・クリソコーラ ・グリーンフローライト
キーワード:癒し、安らぎ、安全、若々しさ、調和、中庸
植物の色であるグリーンは、ヒーリングカラーの中心的な存在。目が疲れたときは遠くの緑を見ると良いとされるように、緑色の波動は人の細胞に癒しと回復をもたらすとされます。
若葉の芽吹く季節は生命力の復活の時期であり、フレッシュな印象を与える色でもあります。
また、光りをプリズムで分光したときにちょうど真ん中にくるのがグリーンであるため、バランスが取れた状態、中庸や調和といった意味合いもあります。
負の側面として、バランスを取りすぎると、八方美人になったり優柔不断になりがちな点があげられます。
キーワード:優しさ、安らぎ、癒し、慈愛、母性、幸福
恋を色で表現してくださいと尋ねると、圧倒的に「ピンク色」になることでしょう。
緑色が植物的な生命力を示す色であるならば、肉体的な生命力を示す色は赤であり、赤に白を混ぜたピンクは、初々しい生命力を示すと言えます。その意味でも、恋愛の色であり、母性の色でもあるのですね。
特に女性にとっては、安らぎを与えてくれる癒しの色の代表でもあります。
負の側面として、弱さ、自己満足、あるいは過度な自己犠牲を示す場合もあるようです。
キーワード:快活さ、明朗、無邪気、好奇心、希望、上昇志向
気分を明るくさせてくれる色、朗らかで快活な性質を表す色とされます。その理由はおそらく、光を色でイメージするとき、黄色でイメージする人が多いからでしょう。黄色い光りが差してくるイメージは、明るい希望の光景につながります。
一方で、お調子者的な無責任さ、いい加減さ、子供っぽさを示す場合もあるようです。
キーワード:癒し、努力、安定、豊穣、思索、思慮分別
青や緑が地球の色であると同時に、茶色もまた大地の色、アースカラーです。樹木を育て、生物の住処にもなる土は、母なる色であり、育みの色です。
同時に、作物の実った色でもあり、秋を連想させるため、黄色が幼児性を含むのに対して、茶色は成熟さを含む色といえます。
思慮深さや哲学的な傾向を示す色と言えますが、逆に働くと、老人性を表す場合もあります。
・オレンジムーンストーン
・カーネリアン ・サンストーン
(・ルチルクォーツ)(・シトリン)
キーワード:活発さ、陽気さ、社交的、元気、健康と活力
黄色は幼児性を含みがちな明るさで、赤は直情的な行動力を示すのに比べ、両者の中間に位置するオレンジは、若々しいヤングアダルト的な色。エネルギーに満ち、陽気で明るく、南国の光りのような色です。
反面、自己主張が強すぎて他者の気持ちに思いを馳せることを忘れたり、強引すぎる傾向を助長する可能性もあります。
キーワード:炎、生命力、情熱、刺激、興奮、怒り、攻撃的
生命を示す血液の色であり、燃えさかる炎の色であり、真っ赤な唐辛子の色でもあり、強烈な怒りの色でもあります。
赤い色の波動は、ホルモン分泌作用や血行を促したりするなど肉体的な側面から、人をセクシーな気分にさせたり、危険や挑発的なイメージをもたせるなど、心理的にも大きな影響を与えます。危険を知らせるという意味で、信号機には赤があります。
ポジティブで積極的、活力溢れる躍動的な側面がある一方で、怒りなどの荒れ狂う感情や、反抗の象徴となる場合もあります。
・ブラックトルマリン
・ブラックオニキス ・オブシディアン
キーワード:強さ、重々しさ、荘厳、格式
白がすべて色の光を跳ね返す色であるのとは逆に、黒はすべての光の波長を吸収してしまう色です。その意味では、すべての色を含んでいると言えます。そのため得体の知れない闇を連想させるのでしょう、黒のイメージは、悪魔、犯罪、死など、ネガティブな結びつけられがちです。
しかし、すべての色を含むが故に重々しく感じられる色であり、高級感を演出するときや形式を重んじる儀式では、しばしば黒が重用されます。
また、すべての色を含むということは、楽しいことからツライことまで、様々な出来事を体験したが故にたどり着く強靱(きょうじん)さを示すこともあります。
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