「パワーアップされた水晶」
通称:ルチルクォーツ
英名:Rutile Quartz
Rutilated Quartz
和名:針入り水晶
関連:-
「パワーアップされた水晶」
通称:ルチルクォーツ
英名:Rutile Quartz
Rutilated Quartz
和名:針入り水晶
関連:-
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基本的には水晶ですので、どのような浄化方法でも大丈夫ですが、長時間日光浴させると、針の色が褪せる可能性はあります。また、針が水晶部分から露出している場合は、粗塩や水洗浄化は控えるほうが無難です。
ルチルクォーツは外部に向けてエネルギーを放出したり、逆に外部からの波動を受信したりと、エネルギーの流れが双方向性のような特性があるため、できるだけこまめにパワーチャージをしてあげると、石も長持ちします。
※浄化全般についてはこちらで解説しています。
金運、財運、投機運、勝負運、恋愛運、セックス運、洞察力アップ、精神力強化、肉体の活性化、魔除け
臨時収入が欲しい。試合に勝ちたい。投機のお守りが欲しい。恋人が欲しい。元気になりたい。精神的に強くなりたい。精力をアップしたい。アイディアが欲しい。
頭頂、中腹、下腹
西、東北
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針状の内包物が入った水晶です。
針状内包物とは、単純にいえば水晶内部に含まれる異物であるため、他の物質も含まれているパターンが多くなり、それ故に水晶自身はスモーキーな感じになりがちで、ガーデン水晶のような外観の石も多くあります。
一般的には、水晶自体の透明度が高く、はっきりとした太い針が入っているほうが、グレードの高いルチルクォーツとされ、価格的にも高額になります。しかしこれは石を扱う業者の側から見た価値観で、購入者の側から見ると、むしろ黄色や飴色のスモークが入っているが故に全体的に黄金色に見える石が好まれる場合も多くあります。
加工する際は、針状物質が混入しているため、表面を美しく研磨するのが難しくなります。ときには、針状物質がそのままボコッと取れて、痕跡が穴状に残ったりもします。
ルチルの語源は、ラテン語で「赤み」を意味する「rutilus」に由来します。
ルチルとは、和名で金紅石と呼ばれる針状の鉱物のこと。ただ、金紅石のみで流通することは多くないため、一般的にルチルといえば、ルチルが内包物として入った水晶=ルチルクォーツ(ルチル入り水晶)のこととして通っています。
ルチルクォーツには、針の形状から様々な呼び名があります。以下、主立ったものを記載します。
[太陽ルチル]
黒いヘマタイトを中心に、太い針が放射状に伸びたタイプで、他のルチルとは別格として扱われます。
[タイチンルチル]
金色で太いルチルのことを、中国式の呼び方でこのように呼びます。
[エンジェルヘアー、ビーナスヘアー]
細い髪の毛のように見える針入り水晶のことです。
[レッドルチル]
文字通り、針の色が赤みを帯びたタイプです。
本来は金紅石が入った水晶のみをルチルクォーツと呼ぶべきですが、現在の市場では、他の針状鉱物が入ったものまで含めて「○○ルチル」と呼ばれています。
例えば、ブラックルチルクォーツとはトルマリン入り水晶、グリーンルチルクォーツとはアクチノライトやエピドート、プラチナルチルクォーツとはブルッカイト入り水晶のことです。
ちなみに金紅石の主な色は、金色、黄色、赤色、茶色、銀色、灰色、などです。
ルチル(金紅石)自体は、大自然によって形成された神秘のアンテナといえます。
洋の東西を問わず、尖ったものは魔除けや神の宿る依り代(よりしろ)として扱われてきました。例えばクリスマスツリーに使うもみの木、柊(ひいらぎ)の葉、日本のお正月に玄関に置かれる門松、魔法使いや仙人が持つ杖などはその典型的な例です。
世界各地のパワースポットを調べていくと、不思議と尖ったものが多いことにも気づきます。その巨大なサンプルはピラミッドであり、峻厳な峰をもつ霊山です。
尖った物質とは見た目は悪魔を追い払う槍のような印象を与える一方で、さまざまな波動をキャッチしたり放出したりするのに都合の良い形であるため、巫女やシャーマンといった霊的能力に敏感な人たちが使用し、あるいはそういった形の場所を活動拠点とするケースが多いのでしょう。
石で作られた魔法の杖があるとすれば、シャーマンの道具としてはこれ以上強力なものはないでしょう。石自体も物理世界と別次元を結ぶ媒介物としての機能があるため、多くのパワースポットに見いだせるものだからです。
ただ現実的に石製の杖があったとしても、非常に重く、それこそ仙人でもない限りは扱えません。
針状に結晶した鉱物であるルチルは、石のパワーがアンテナ状に整えられたものです。それが水晶内に混入したルチルクォーツは、仙人ではない私たち一般人でも扱えるように大自然が誂えてくれた魔法の道具、いわば天の恵みともいえます。
こうした表現は大袈裟に響くかも知れませんが、それは私たちが手に出来るのは、文字通り手に出来るサイズの小さな石でしかないからです。肉眼で見ても、綺麗ではあるけれど、やはり小さな石にしか見えないことでしょう。
そこでできるなら、入手した石を宝石用のルーペやマクロレンズ付きのカメラで覗いて見てください。肉眼では見えなかった驚異的な世界が広がり、まるで電子機器の基盤を連想させられる場合も多々あるはずです。
ルチルの入った水晶は、いわば性能の良いアンテナを設えた放送局です。
ルチルは増幅器(アンプ)のような役割のある物質で、これが水晶内に入ることにより、水晶自体が強い磁気的性質を帯びるとされるのです。
針状物質はアンテナ代わりになり、持ち主の念を託された水晶がパワーを増幅して放ったり、逆にキャッチした情報を持ち主に伝えたり、あるいは持ち主自身の波動を石が増幅する力も強くなるようです。つまり、クリスタル・エネルギーの伝導率が高くなるのでしょう。
これが、「ルチルは水晶の力をパワーアップする」としばしばいわれる所以です。
気功をやる方などは、ルチル入りの石から放たれる“気”を、電気ショックのように感じたりする場合もあるようです。
ルチルと水晶が合体したルチルクォーツは、多種多彩な効果が伝えられています。その中でも最も頻繁に聞く点を、下記に項目別に記載します。
[洞察力アップ]
ルチルクォーツは持ち主の洞察力や直感力を増すとされます。
前述したようにルチル自体がアンテナのようなチカラがあるため、持ち主の念を放出するだけでなく、様々な情報をキャッチして持ち主に伝える効果があると考えられます。
[金運アップ]
ルチルクォーツの中でも金色の針が入ったタイプは、金運アップの効果があるとされ、非常に人気があります。確かに美しい黄金色の針を見つめていると、そうした効果があってもおかしくないと感じられてきます。「類は友を呼ぶ」の言葉通り、金色の針が水晶によってその波動が増幅して放たれ、金運を呼び寄せるのかもしれません。
そのため、前述の洞察力の効果も踏まえて、勘と金運が必要なギャンブラーや投機関係者の方々にはとくに人気が高い石です。
[仕事運アップ]
ルチルクォーツは、金運の付いた仕事を呼び寄せることに適しているとされますます。それ故に、投機関係者、会社の経営者、フリーで活動する人などには隠れた必須アイテムになっています。もちろん一般のサラリーマンの方でも、営業運や給料アップの強力な護符になるでしょう。
また、生命エネルギーを高める波動を放ち、勝負運を高めるという暗示もあるとされることから、スポーツ関係にも愛好者がいます。2006年のプロ野球セントラルリーグの優勝戦で、中日ドラゴンズの落合博満監督はルチルクォーツのブレスレットを腕に巻いて試合に臨み、見事優勝を果たしました。
[恋愛運アップ]
ルチルクォーツはどうしても金運の石としてばかりクローズアップされがちですが、実は他にもいろいろなパワーを秘めており、恋愛に効くルチルというタイプもります。その代表格は、赤い針、つまりレッドルチルです。レッドルチルは縁をつなぐ石であり、「赤い糸」を引き寄せるサポートを行うとされます。
金色のルチルでも、恋愛運をアップさせるものがあります。水晶内部に、柔らかな髪の毛のような金針が入っているタイプ。これをビーナスヘアー・ルチルと呼びます。ビーナスヘアー・ルチルは水晶内部にわりとたくさん入っているパターンが多いのですが、それとは逆に、水晶内部に1本だけ太い針が真っ直ぐ伸びたように入っているタイプもあります。こちらはキューピッドの矢(キューピッドアロー)と呼ばれます。
どちらも恋愛運アップのお守りとしては非常に強力で、恋の運気を引き寄せるとされます。
ルチルの波動は生殖腺の機能を正常にして持ち主自身の体力・気力を強め、性エネルギーを高め、魅力的にするパワーも秘めています。
また、針状物質がアンテナ代わりになり、意志や感情伝達をサポートすることから、遠距離恋愛の相手と通じ合うために用いられる場合もあります。
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ストーンヒーリングの分野では、水晶エネルギーを効率よく投射するためにルチル入り水晶を用いる場合があります。その結果、細胞の組織構造を再編して、健康体に近づけ、肉体を活性化させやすいとされています。
石をヒーリングに使うやり方は、石を患部の上に置くか、患部に触れない程度にかざし、回したりすることで石から放たれるエネルギーを送るだけです。
参考までに次のような報告があります。
・気管支炎や咳
・性腺機能
・菌に感染した臓器
・心身のアンバランス
ただし、これらの効果効用は現代医学で証明されているわけではありません。
鉱物名 | 金紅石入り水晶 Rutilated Quartz(ルチレイテッド・クォーツ) |
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別名 | - |
誤称 | - |
主な 産出地 | ブラジル |
分類 | 酸化鉱物 |
化学組成 | SiO2(包有物はTiO2) 珪素、酸素の化合物(包有物は酸素とチタンの化合物) |
結晶系 | 三方晶系(金紅石は正方晶系 |
晶癖 (形状) | 柱状、塊状(金紅石は針状) |
主な 色合い | 無色〜茶色(金紅石は赤色〜金色) |
条痕色 | 白色(金紅石は淡褐色〜帯黄色) |
硬度 | 7(金紅石は 6〜6.5) |
劈開 | なし(金紅石は二方向に明瞭) |
比重 | 2.7(金紅石は 4.2) |
屈折率 | 1.53〜1.54(金紅石は 2.62〜2.90) |
似て 非なる石 | チューブ入り水晶/同トパーズ |
ルチル(金紅石)自体は二酸化チタン鉱物の一種で、ブルッカイト(Brookite、板チタン石)や、アナテース(Anatase、鋭錐鉱物)とは同質異像鉱物、つまり親類同士です。
実は、ルチルはさまざまな石の内部に微量に含まれています。例えばルビー、サファイア、ローズクォーツなどには、ペンライトで照らすとキャッツアイやスター効果を示すものあがりますが、この原因は石の内部に目には見えないサイズのルチル結晶が一定の方向に交差して並んでいるおかげです。
目に見えるサイズに成長したルチル結晶もありますが、多くの場合はそれは水晶内部のインクルージョンとしてです。これがルチルクォーツです。
水晶内でルチルが放射状に成長したいわゆる太陽ルチルの場合、針の基点に黒〜グレーの鉱物がある場合が多く、この部分はヘマタイト(赤鉄鉱)です。
一見するとルチルクォーツに見える石だが実は違うという、面白いケースがあります。水晶やトパーズが成長する過程で、なんらかの理由で一部分だけ結晶しなかった部分が管状の空洞になって石内部に残る場合があります。その管状の空洞に褐鉄鉱などが入り込み色が着くことで、あたかも針状のルチルのように見える場合があります。こうした石は、チューブ入り水晶、チューブ入りトパーズと呼ばれます。
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