「変化・変容を教える石」
通称:ラリマー
英名:Larimar
和名:ソーダ珪灰石
関連:-
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水による洗浄の場合はさっと洗い流すだけにし、直射日光に長時間さらすのは避けてください(変色の可能性があります)。
お奨めの浄化方法は、ホワイトセージや、水晶クラスターによる浄化です。
※浄化全般についてはこちらで解説しています。
怒りの変容、心に愛と平和をもたらす、コミュニケーションの円滑化、変化への教え、創造的アイディア
胸にしまった怒りを解消したい、穏やかな気持ちになりたい、周囲の人とうまく意志疎通をはかりたい、状況の変化に戸惑っている、クリエイティブなアイディアが欲しい。
胸、喉、眉間
北、北東、東
ラリマーは直線状に結晶が生成してできた石のため、ひび割れが起きやすいといえます。なるべく衝撃を加えないように注意してください。
白色や色の薄いペクトライトに染料で着色が施される場合があります。
水色の地色に白いまだら模様が浮かんでいます。ときには緑色の藻を思わせる模様もあります。
産出地であるドミニカの宝石商人が、自分の娘の名前「ラリッサ」と、スペイン語で海を意味する「マール」を組み合わせてこう呼んだのが始まりとされています。
ラリマーは現在のところ、この地球上のただ一カ所のみで産出します。カリブ海に浮かぶ島国、ドミニカ共和国のバオルコ村です。
そのせいでしょう、この石はまるで白い雲が浮かぶ南国の青空と、澄みわたった青い海をそのまま写し取ったような、本当に美しく愛らしい模様をまとっています。
発見されたのは1974年と比較的新しい石なのですが、地元では昔から海岸によく転がっていたそうです。ところがあまり見かけなくなったので川の上流をさかのぼっていったところ、大きな鉱山がみつかったという具合です。
その愛らしい姿ゆえに非常に人気が高く、とくにスピリチュアルな世界に興味を抱く人にとっては重要なアイテムになっています。
しかし需要が高い一方で、鉱山はほとんど掘り尽くされてしまい、今では青や緑色の模様がはっきり浮き出た石は少なくなり、白みがかっていたり、黒点が見られるもののほうが多く流通しているようです。それでもかなり高額になっています。
パワーストーンとしての効果は、まず「ココロの平和」があげられます。
人はどうしても、ココロの奥底に怒りや憎しみ、トラウマによる妄執などを隠し持っています。それがある種の思い込みになって、予期しないときに訳の分からない怒りや偏見となって現れ、せっかくのチャンスを台無しにしたりします。ラリマーは、そうした潜在意識下にしまいこまれた、ネガティブな感情を洗い流し、間違った思いこみの束縛から解放してくれるといいます。
それは、もしかしたら、ラリマーの生い立ちに関係があるのかもしれません。燃えたぎるようなマグマの力によって生まれたにも関わらず、ラリマーは青く、静かな美しさをたたえています。あたかも燃える怒りのエネルギーを、平和で美しい表現に変えてしまったかのように・・・。
あなたと周囲の人とのコミュニケーション、あなたとあなた自身のコミュニケーション、そしてあなたとハイヤーセルフとのコミュニケーション・・・。
ラリマーを胸や喉のチャクラに当てて瞑想することで、自分との対話が素直にできるようになり、避け続けてきた問題を解決したり、周囲との誤解を解く手助けになるといわれています。
また、この石を持つとなぜかイルカの姿を思い浮かべるという意見も多く聞かれます。それは、イルカはコミュニケーション能力の象徴とされる場合があるからかもしれません。
ラリマーは「水」と「空気」の波動も放つとされます。ご存じのように、人間のカラダをカタチ作っている大きな要素は水と空気です。そしてそれは日々入れ替わることによって、細胞を維持・再生しています。つまり「変化による成長」です。
ラリマーは、私たちに「変化し、成長していくこと」を教えるともいいます。人生はいつも良いことばかりではないですし、悪い局面が一生続くこともありません。季節のように巡り巡っていくだけです。しかし私たちはどうしてもその時々の出来事だけに執着して悩んでしまいがちです。たとえ失恋をしたり、年齢を重ねたりしても、私たちは変化と成長の過程にいることを認識すべきなのでしょう。
創造的な仕事にも非常に良いとされ、とくにラリマーを眉間や頭部にかざすと良いアイディアが生まれ、それを具現化する手助けをするともいわれます。
人によってはこの石を「アトランティスの石」と呼ぶ人もいます。「カリブ海の島々はかつてアトランティスの一部だった」と語る予言者がいたせいでしょう。とても夢のある話ですね。
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妊娠中のストレスや、産後にありがちな鬱、新しく親になることへの怖れといったものを軽減し、自信をもたせてくれるといわれています。
また、神経の病、不眠、骨折などのヒーリングに用いられることがあります。
ただし、これらの効果・効用は現代医学で証明されているわけではありません。
鉱物名 | ソーダ珪灰石(けいかいせき) Pectolite(ペクトライト) |
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別名 | - |
誤称 | - |
主な 産出地 | ドミニカ共和国 |
分類 | 珪酸塩鉱物 |
化学組成 | NaCa2Si3O8(OH) ナトリウム、カルシウム、水酸基、珪素、酸素の化合物 |
結晶系 | 三斜晶系 |
晶癖 (形状) | 針状 |
主な 色合い | 青色、水色、白色 |
条痕色 | 白色 |
硬度 | 4.5〜5 |
劈開 | 一方向に完全(ラリマーは結晶集合体のために全体としては劈開しない) |
比重 | 2.74〜2.88 |
屈折率 | 1.60〜1.63 |
似て 非なる石 | 色合いによってはラリマーに見える翡翠があります |
鉱物としてはペクトライトの一種にあたります。ペクトライト自体は、白色、灰色、薄い黄色などがあり、世界各国で産出されますが、独特の水色をしたいわゆるラリマーは、今のところドミニカでしか発見されていません。
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