「恋と癒しの石」
通称:ローズクォーツ
英名:Rose Quartz
和名:紅水晶
関連:-
「恋と癒しの石」
通称:ローズクォーツ
英名:Rose Quartz
和名:紅水晶
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紫外線により色抜けしますので、日光浴は避けてください。
お奨めの浄化方法は、水晶クラスターやホワイトセージによる浄化です。
いつもピュアな波動を保っていられるように、できればこまめに浄化とパワーチャージを行って下さい。
※浄化全般についてはこちらで解説しています。
恋を呼び愛を育む、心の傷を癒す、コンプレックス解消、感情のバランスを取る、美肌
癒されたい。新しい恋を見つけたい。恋人との絆を深めたい。失恋の傷を癒して欲しい。頑(かたくな)な自分を変えたい。自分に自信を持ちたい。人間関係を改善したい。美しくなりたい。
胸
西、東南
紫外線により褪色する場合が多いため、長時間日光にさらすのは避けてください。
オイルや樹脂を浸透させて、クラックを見えにくくする場合があります。
淡いピンク色〜赤紫色を帯びた水晶です。
普通の水晶は柱状に結晶し、いわゆるクラスターを形成しますが、ローズクォーツはほとんどが岩のような塊状で産出します。まれに結晶状態でも産出しますが、非常に小さく、柱状結晶が1センチ以上になることは極めて珍しいといえます。
色調がピンクの薔薇に通じるため、「薔薇色の石英」と呼ばれるようになったと考えられます。
水晶とは本来、透明石英のうち、結晶の形をとったものを指します。そのため、ほとんど結晶の形を取らず、塊状で産出するローズクォーツは、紅水晶ではなく、紅石英と呼ぶべきだという意見もあります。
ローズクォーツといえば、「恋と癒しの石」として、絶大な人気を誇る石です。
恋愛面ばかりがクローズアップされがちですが、癒し効果の高い石として、また、美的感覚を高めるので、クリエイティブ関連の人にも重宝されています。
ローズクォーツは、ギリシャ神話に出てくる女神、アフロディーテに関連づけて語られます。アフロディーテとは、オリュンポス12神の一人で、愛と美を司り、ローマ神話のビーナスにあたります。
アフロディーテは海の泡から生まれたとされます。誕生の際、神々は彼女の美しさを讃えるために、この世でもっとも美しい花である薔薇を創造しました。以来、薔薇はアフロディーテに捧げられた花とされました。
ローズクォーツのローズとは薔薇のことです。
アフロディーテは、彼女自身の恋愛ストーリーの他に、他の神々の恋愛を助けるエピソードもあり、そこから恋愛の神とされています。
また、西洋占星術では、愛と美を司る星は金星で、英語名ビーナス。恋愛運を占うときにはこの星の位置も重要なポイントになります。
ローズクォーツは「恋を呼ぶ石」「愛を育む石」として、一般的な知名度も非常に高い石です。実際、この石を手にしたら恋人ができたとか、夫婦仲が良くなったという話はよく聞きます。
では、なぜそうしたエピソードが多いのでしょう?
やはりまず、その色が大きな要因であることは間違いありません。人の気分は色彩によって変わることはよく知られており、とくにピンク色は、心をウキウキさせる恋の色だといわれています。
ローズクォーツの表現しているピンク色は、濃く強いトーンではなく、どちらかといえばほんのり柔らかな、人を優しい気持ちにさせてくれる色調です。色というのは一種の波動ですから、そうした穏やかな波動が知らず知らずのうちに人の心に影響を与え、優しい気持ちを呼び起こし、男女の仲を取り持ってくれるのかもしれません。
加えて、前述のアフロディーテのエピソードが相まって、ローズクォーツは「恋を助ける石」「恋のお守り」として語られる一因になったと考えられます。
若い方だけでなく、年齢を重ねても恋をして若々しい気持ちでいたいという方にはオススメできる石です。
ローズクォーツは恋愛の石としての側面ばかり大きくクローズアップされがちですが、癒し効果にも定評があります。
心の傷や過去のトラウマを癒し、コンプレックスを持っている人には優しく手を差し伸べ、女性的な面を引き出してくれるといった効果が、数多く語られています。
悩み事があったり、失恋やコンプレックスなどで気持ちが沈んでいるなら、ローズクォーツを胸に当ててみてください。石から放たれる優しい波動が、傷ついた心をなぐさめ、癒してくれるといいます。まるで優しい看護師さんのような石といえるでしょう。
一時的に昔の辛い感情がわき上がってくるかも知れませんが、それはローズクォーツの癒し作用ゆえのことです。浄化の時が過ぎれば、もっと穏やかな、希望に溢れた目で人生を見つめているでしょう。
ローズクォーツの波動は、感情の中枢であるハートのチャクラと共鳴します。受容的な波動を示すことによって、「自分を受け入れ、他人を許す」ことを教えてくれるといいます。
「あるがままの自分を受け入れる」ことが出来た人は、素直に自分を愛することが出来るようになり、他人をも許すことが出来、人間関係の改善につながる可能性があります。
真逆のことを言うようですが、恋人が欲しいときに、ローズクォーツがもっとも適切な恋愛守りになるかどうかは、一概に言えることではありません。人にはそれぞれの状況や性格がありますから、自分にとって適した石を持つことが最も大切です。
当たり前のことなのですが、最大公約数的な内容が一人一人違う人間に当てはまらないことを思い出してください。
人の性格は千差万別なように、石たちもそれぞれ性格があります。
ローズクォーツは外部からの波動を受け入れる、「受容性」が強い石です。
そのため、いつも自分を犠牲にしてしまうような、必要以上に他者を受容してしまうタイプの人なら、ローズクォーツよりは、むしろインカローズのような強い石を持つほうが適切かもしれません。
また、ローズクォーツは外部から放たれる波動をどんどん溜め込んでしまい、逆にそれを開放するのは苦手です。あまりネガティブなエネルギーばかりを溜め込んでしまうと、最後にはそれに耐えきれずヒビが入ったり、割れたりすることもあります。
ローズクォーツは、他のパワーストーン以上にこまめに浄化してあげてください。
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ストーンヒーリングの分野では、内分泌の働きをサポートし、肌のハリを助け、しわを減らすために用いるとされます。
また、咳を抑えるために用いられたという報告もあります。
もしかしたら、ローズクォーツの特徴である優しい波動が、人の心と身体に潤いをもたらすのかもしれません。
ただし、こうした効果は現代医学で証明されているわけではありません。
鉱物名 | 紅石英(べにせきえい) 薔薇石英(ばらせきえい) Rose Quartz(ローズクォーツ) |
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別名 | - |
誤称 | - |
主な 産出地 | ブラジル、マダガスカル |
分類 | 酸化鉱物 石英グループ |
化学組成 | SiO2 珪素、酸素の化合物 |
結晶系 | 三方晶系 |
晶癖 (形状) | 塊状 |
主な 色合い | 淡いピンク色、赤紫色 |
条痕色 | 白色 |
硬度 | 7 |
劈開 | なし |
比重 | 2.65 |
屈折率 | 1.54〜1.56 |
似て 非なる石 | クンツァイト、モルガナイト、透明感のあるインカローズやロードナイト |
ローズクォーツの特徴である淡いピンク色の発色要因は、内部に含まれた微量のチタン、鉄、アルミニウム成分であると考えられています。
チタン成分が針状に結晶した微細なルチル(金紅石)が、ローズクォーツのなかに含まれているものがあり、こうした石をカボッションや玉状に研磨すると、六条の光の筋が現れる場合があります。これをスターローズクォーツと呼んでいます。
ただし、ルビーやサファイアのように、石の表面に照明を当てたときに現れる反射光のスター(エピアステリズム)ではなく、ローズクォーツの場合は、石の裏側から照明を当てた場合に見られる透過光でのスター(ダイアステリズム)です。
ローズクォーツでも、完全に不透明な石だと、反射光によるスターが出るものもあります。
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