「物質化された『あの世』」
通称:シャーマナイト
英名:Shamanite、North American Black Calcite
和名:シャーマン石、北米黒方解石
関連:-
「物質化された『あの世』」
通称:シャーマナイト
英名:Shamanite、North American Black Calcite
和名:シャーマン石、北米黒方解石
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もっとも適した浄化は、ホワイトセージの煙にくぐらせる方法です。
※浄化全般についてはこちらで解説しています。
ネガティブな波動の吸収、悪意・嫉妬などからの防御、エネルギーの浄化、あの世との交信、スピリチュアルワークの深化、過去を手放す、過去世の記憶とカルマのパターンに気づく、死生観の気づき、
周囲から悪意を受けている。エネルギーを高め抵抗力をつけたい。死別した家族を身近に感じたい。過去世を知りたい。ヒーリング・占い・チャネリングなどスピリチュアルワークに従事している。自分のカルマに気づきたい。この世に生まれた意味を知りたい。
すべてのチャクラ。
すべての方位。とくに北と太極。
衝撃に弱く割れやすいので取り扱いはていねいに。
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シャーマナイトはカルサイトの一種です。通常のカルサイトは透明感のある白色や黄色のものが多いのですが、シャーマナイトは炭素を豊富に含むため、黒くすすけたような不透明な外観を呈しています。
ジェット(黒玉)やシュンガイトに似ていますが、それら2種は炭のような黒一色であるのに対して、シャーマナイトは巻き貝の化石や、パイライト、マーカサイト、クォーツ、ジルコンなど多彩なインクルージョンを含むため、表面に白い点々や線上の模様などが見られます。
色調も、黒色を中心に、灰色、青灰色、赤茶色を帯びている場合もあります。
原石の表面はまるで磨いたように照りのあるものが多く、どこかしっとりした質感を感じ、不思議なさわり心地です。
ビーズなどに加工すると、マットな質感となり、真っ黒というよりはすすけた印象になります。
※オニキスにフロスト処理を行い、表面をマットな質感にした偽物が安価に出回っていますのでご注意ください。シャーマナイトはわりと色ムラがあり、細かなインクルージョンが見られるのに対して、オニキスはほぼ均質な色調をしています。
産出地であるアメリカ中西部において、ネイティブアメリカンのシャーマン(呪術師、祈祷師)が用いたり、プロテクション・ストーン(守り石)として用いられたことから、「シャーマニックな力を持つ石」として、シャーマナイトと名付けられました。
【プロのスピリチュアルワーカーのための石】
シャーマナイトは一見すると地味な石であるため、一般のパワーストーンファンには認知度が低いようですが、ヒーラーやチャネラー、占い師、退行催眠療法士など、スピリチュアルな分野にたずさわる人々、つまり現代のシャーマンやメディスンマンたちにとっては、「道具箱にひとつは入れておきたい石」として絶大な支持を得ています。いわばプロ・ユーズの石と言えそうです。
【シャーマナイトの「発見」】
シャーマナイトが白人に発見されたのは2005年。コロラド州のロッキー山脈にある町、アルパイン郊外の私有地においてです。今のところ、この地でしか見つかっていません。
現代人には新しく珍しい石ですが、地元のネイティブ・アメリカンにとっては、古くから「プロテクション・ストーン(守り石)」として知られていました。あるネイティブは、「私の祖母はいつもこの黒い石を持っていて、他人の悪い考え、妬みや嫉み、魔法などを吸収するために使っていました」と語っています。
ネイティブたちはこの黒い石を「TOHO(ピューマの精霊)」と呼び、儀式用の彫像、魔除けのお守り、アクセサリーをつくっていたようです。
ジェット(黒玉)と混同され、実際にジェットとして取り引きされていたこともあるようです。
【シャーマナイトの効果】
この石が天然石市場に紹介されると、前述のように、スピリチュアル・ワーカーたちから、大きな注目を集めることになりました。そうした人々から寄せられた効果を集約すると、ほぼ下記のようになります。
・身につけると、他人からのサイキックや攻撃、悪意や憤怒から守られる。
・ネガティブな波動を吸収してくれる。
・自分のエネルギーが浄化され、抵抗力がつく。
・瞑想、あの世との交信など、スピリチュアルなワークを深化してくれる。
・まるで洞窟が開くかのように、はるか遠くの過去に引き込まれる。
・祖先やスピリットガイド、パワーアニマルが現れ、導かれる。
・他界した愛する人とのコミュニケーションが容易になる。
・過去世のリマインダーとなり、潜在下に隠された重要なカルマのレッスンを認識させてくれる。
・嘆きや悲しみ、愛する人を失った喪失感など、壊れたハートを癒してくれる。
こうした声を聞くと、この石がスピリチュアルワーカーたちのニーズにどれだけ適しているかを理解できるでしょう。
【パワーストーンとしての意味】
パワーストーンとしてのシャーマナイトは、「異次元世界の凝縮態」と言えるでしょう。もっと簡単にいえば、この石は「物質化されたあの世」そのものです。
シャーマナイトの向こう側には、別次元の世界、しかもそれは「途方もなく広大な時間と空間を持つ世界」が広がっています。スピリチュアルワーカーたちの仕事が容易になるのは、石そのものが目的地への入口になってくれるからです。
シャーマナイトが上記のような能力を持つ理由は、この石が形成された過程も大きく影響しています。
時計の針を猛スピードで巻き戻してみましょう。
先カンブリア紀〜カンブリア紀。もともと浅瀬であった場所に、プランクトンや巻き貝といった海洋生物の死骸が降り積もっていき、海底土壌となっていました。それだけでも気の遠くなる時間です。やがて巨大な地殻変動が起こり、海底であった場所ははるかな天空まで持ち上げられ、標高4,000メートル級の山脈にまで変貌しました。そうした過程で有機物を含む土壌はカルサイト化し、一部はパイライトやマーカサイト化して、今私たちが目にするシャーマナイトができあがったわけです。
つまりこの石には、気の遠くなるような時間と空間が内包され、そこに数々の生物たちの生と死のドラマが内包されているわけです。一見黒く見える石は、実は凝縮したまばゆい光の世界であり、そこに精霊となった生物たちが今も息づいています。
もしも仮に、あの世の一部を切り取ってきて、目に見える「物」に置き換えることができたとしたら、おそらくそれはシャーマナイトのようなものになるでしょう。
シャーマナイトを手に載せてみてください。それはあなたの手の平に、あの世を載せることと同義です。
巨大な鯨を手の平に載せることはできませんが、鯨よりも大きな海を手の平に載せることはできます。海のしずくを1滴載せれば良いだけです。舐めればきちんと海の味がします。シャーマナイトもそのようなものです。
そう考えれば、この石を手にすることによって、死別した家族とのコミュニケーションが取れたり、カルマのパターンに気づかされたりするのは、むしろ当然なのかもしれません。
「あの世」と聞くと、怪奇な物語やどこか遠くの世界を連想するかもしれません。しかし、スピリチュアルな見方からすれば、私たちの住む現世は多層次元のごく一部で、現世を含む形で幾層もの異次元世界が広がっているとされます。つまり、あの世はすぐ隣にある世界であり、人の死とは、肉体という「物」を脱ぎ捨て、次元を移動するだけのことです。
シャーマナイトという「物」を手にすることの最終的な意味は、おそらく「死とは終わりではない」という、人間にとっての究極の真実を理解するきっかけを得ることなのではないかと考えます。
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シュンガイトに似てネガティブな波動を吸収する作用に優れています。そのため、各チャクラや痛めている患部などにかざすことによって、心理的な傷や物理的に痛んでいる細胞から発せられる波動を吸収し、和らげ、オーラの面からの修復を助けるとされます。
ただし、こうした効果・効用は現代医学で証明されているわけではありません。
鉱物名 | 黒方解石(ほうかいせき) Black Calcite(ブラック・カルサイト) |
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別名 | - |
誤称 | - |
主な 産出地 |
アメリカ |
分類 | 炭酸塩鉱物 |
化学組成 | CaCO3 カルシウム、炭素、酸素の化合物 |
結晶系 | 六方晶系 |
晶癖 (形状) | 塊状 |
主な 色合い | 黒色、灰色、青灰色、赤茶色 |
条痕色 | 無色〜白色 |
硬度 | 3 |
劈開 | 三方向(菱面体)に完全 |
比重 | 2.7 |
屈折率 | 1.48〜1.66 |
似て 非なる石 |
ジェット、シュンガイト、モリオン |
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