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ラブラドライトの意味・効果・浄化方法

「宇宙からのメッセージを伝える石」

ラブラドライト

通称:ラブラドライト
英名:Labradorite
和名:曹灰長石(そうかいちょうせき)
関連:-

1.パワーストーンデータ

ラブラドライトの浄化方法

月と星がよく出た晩に、星光浴をさせてあげると、浄化とパワーチャージがなされるとされます。
また、宇宙から得た波動を、地球の波動と共鳴させることで、より石のチカラを使いやすくなると考えられるため、地球原産の石といわれる水晶に触れさせておくこともお奨め致します。

石の暗示

宇宙からのメッセージ、直感力・洞察力アップ、インスピレーション・創造力アップ、予知・霊的能力アップ、抑圧的な性格の改善、ハイヤーセルフの導き、魂の成長、オーラの修復

こんな人に

創造力が必要なアーティスト。鬱的な状態の改善。怒り・悲しみ・落ち込んでいる。道に迷っている。生活に満足感がない。性エネルギーが減退している。

対応チャクラ

尾骨、中腹、喉

相性の良い方位

太極

弱点

劈開性が完全であるため、結晶の方向に割れやすい性質があります。強い衝撃を与えないようにご注意下さい。

処理

結晶組成の特質上、クラックの多い石であるため、ジュエリー加工をする際などは、樹脂を含浸してヒビを見えにくくする場合があります。

2.ラブラドライト・ストーリー

ラブラドライトの特徴

ラブラドライトの特色は、なんといってもその美しい閃光です。冷たそうでいて、非常に深みのある光は「ラブラドレッセンス(ラブラド光線)」と呼ばれます。
石によって放つ色合いは異なりますが、ブルー、グリーン、ゴールド、オレンジ、レッドなど、様々な表情をみせてくれます。
地の色は濃いグレーや黒の場合が多く、そこにカラフルな色合いが発色するため、しばしば「蝶の羽」にたとえられます。日本人なら、アワビ貝の裏側に浮かぶ文様を連想する方も多いでしょう。
比較的安価な石ですが、質の高いものは宝飾品にもなります。

名称の由来

1770年、カナダのラブラドール半島にあるセント・ポール島で、モラビア教の宣教師が海岸で光り輝く石を発見。この石は発見地にちなんで、ラブラドライトと名付けられました。現在では、メキシコ、アメリカ、マダガスカルでも産出されています。
また、フィンランドのユレマ地方でも産出します。こちらは第二次世界大戦中にたまたま発見され、より地色が黒く虹色の発色が美しいことから、「スペクトロライト」と呼ばれるようになりました。

ラブラドライトの意味

ラブラドライトは一見すると、くすんだ緑色で冴えない感じの石なのですが、傾けるなどして光の当たり具合を加減すると、突然、様々な色合いの閃光を放ちます。
どこか冷たく、それでいて宇宙的な深みさえあるその光は、非常に神秘的です。

【エマーソンの詩】

19世紀アメリカの思想家であり詩人のラルフ・ワルド・エマーソンは、ラブラドライトを折り込んだ詩を残しています。下記のようなものです。

「人は、ひとかけらのラブラドライトのようなものだ。手にしてみても何の輝きもないが、ある角度に至ればたちまち深く美しき光彩を放つ」

”A man is like a bit of Labrador Spar, which has no luster as you turn it in your hand until you come to a particular angle,then it shows deep and beautiful colors.”

いろいろな意味に解釈できますが、「人それぞれに長所があり、その部分をうまく活かすことによって光輝くことができる」とも理解できます。

【宇宙とつながる石】

ラブラドライトの放つ冷たい光は、銀河系の他の惑星から、地球上でこの石を持つ人に発せられたある種の情報であるといわれます。人間はその情報を、直感力や洞察力として認識するようです。
この点からすると、鋭い勘が必要な方、インスピレーションや想像力が必要な方には、とくにお奨めしたい石です。さらに、霊能などサイキックな力を持つ人の能力を拡大するとされます。
また、自身のハイヤー・セルフ(高次の自我)による導きがスムーズになり、とくに抑圧された性格を改善するとされます。

パワーストーンを持つ場合、石によっては持ち主の気質に合う・合わないという相性の問題がなくはないのですが、ラブラドライトは持ち主のエネルギー状態に関わりなく、誰に対してもなすべきつとめを果たすとされています。つまり、水晶のように誰が持っても害がなく、「持ち主の夢や希望を叶える」オールマイティの石といってよいでしょう。

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3.ヒーリング効果

 ストーンヒーリングの分野では、脾臓や仙骨にあるエネルギーセンターを活性化し、性エネルギーの不足を補う、肺を始めとする呼吸器系統や、血液と神経系統の活性化を行うとされます。
 また、石を持った人のオーラに特定の色素を加える作業を行い、オーラバランスの修復・安定化を図るとされます。ラブラドライトの放つカラフルな閃光を見ていると、さもありなんという気がしてきます。
 よくラブラドライトは、「嫉妬や悪意といった外部からやってくるネガティブな波動から持ち主をシールド(保護)する」、「悲しみや怒り、落ちこんだ心を回復させる」といわれますが、これは上記のオーラ・バランスの修復によるものではないかとも考えられます。
 ただし、これらの効果・効用は現代医学で証明されているわけではありません。

4.鉱物データ

鉱物名曹灰長石(そうかいちょうせき)
Feldspar(フェルドスパー)
/長石族(Feldspar group)
別名Spectrolite(スペクトロライト)-フィンランド産のものを指す
誤称-
主な
産出地
カナダ、マダガスカル、フィンランド、アメリカ、メキシコ
分類珪酸塩鉱物
化学組成(Na,Ca)AlSi3O8 ナトリウム、カルシウム、アルミニウム、珪素、酸素の化合物
結晶系三斜晶系
晶癖
(形状)
塊状、板状
主な
色合い
黒色や暗緑色の地色に、虹色のイリデッセンス
条痕色白色
硬度6
劈開二方向に完全
比重2.68〜2.69
屈折率1.54〜1.56
似て
非なる石
アンモライト

その他

 鉱物的には、斜長石の一種です。曹長石、灰長石、中性長石などから成る固溶体で、それぞれの結晶が重なり合って多重層を作るため、進入してきた光が反射、回折、干渉して独特の輝きを生み出します。加えて、磁鉄鉱や赤鉄鉱などの微細なインクルージョンが光の干渉現象に影響を与え、ラブラドライト独特の冷たい虹のような光を生み出します。
 このような虹色の光り方を、ラブラドレッセンス(ラブラド効果)と呼びます。

 ラブラドライトの多くは、地色が濃い緑色や黒っぽい石ですが、地色が白いホワイトラブラドライトがあります。この場合は、流通名としてレインボームーンストーンと呼ばれます。

 アメリカのオレゴン州に産するラブラドライトは、オレゴン・サンストーン又はヘリオライトと呼ぶ場合があります。

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