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ヒマラヤ水晶の意味・効果・浄化方法

1.パワーストーンデータ

ヒマラヤ水晶の浄化方法

 基本的には通常の水晶と同じ扱いで構いませんが、表面が鉄分によりピンクや黄色に色づいた石や、緑泥石が表面まで結晶した石は、水洗いや粗塩を用いるとせっかくの成分が剥げてしまう可能性があります。
もっともお奨めする浄化方法は、ホワイトセージの葉を焚いて、煙に石を軽くくぐらせる方法です。

石の暗示

天空とつながる、瞑想の補助、修行のお守り、霊性への目覚めと進歩、下界を客観視する、気づきを得る、根本的なヒーリング

こんな人に

瞑想の補助が欲しい。スピリチュアルな視点に立ちたい。強力なお守りが欲しい。原因を知りたい。穢れを払いたい。

対応チャクラ

すべてのチャクラ、特に頭頂

相性の良い方位

すべての方位、特に太極と北

弱点

-

処理

-

2.ヒマラヤ水晶・ストーリー

ヒマラヤ水晶の特徴

 ヒマラヤ水晶は、他の産地に比べると派手さがなく、むしろ鄙(ひな)びた印象を与えます。
 ブラジル産の水晶は太くパワフルな水晶柱が多く見られるのに対し、ヒマラヤ水晶は柱自体は比較的細めです。レーザー水晶のように長く結晶している場合もありますが、短い結晶が母岩の上下左右至るところにびっしり結晶していたりします。内包物も比較的多めです。

 とは言え、ヒマラヤ山脈は広大で数カ国にまたがっているため、各地の鉱山で採掘される水晶はそれぞれ独特の風貌をもっており、一概には言えません。  
 インド北部ヒマチャルプラデッシュ州のクル地方はヒマラヤ水晶の一大産地で、白い内包物を多く含んだ水晶に加え、鉄分により表面がピンク色や黄色にコーティングされたタイプも多く産出し、人気を集めています。  
 同州マニカランで採掘されるアイスクリスタルはその典型例で、ピンク色を帯び、表面が地中で解ける蝕像現象を起こした水晶が多数採掘されました。

 ネパールもヒマラヤ水晶の一大産地で、ガーネシュヒマールやカンチェンジェンガ産がとくに有名。  
 比較的透明度が高い石もあり、同時に緑泥石(グリーンクローライト)がたっぷり入ったガーデン水晶も多く、個性的な水晶を求めるマニア心をくすぐります。
 またこの地方の水晶は、柱の両端のラインがカーブを描き、先端に向けて細くなっていく姿も特徴的です。

 この他にも産地は多く、それぞれ独特の個性をもった水晶を産出しています。

名称の由来

 ヒマラヤ山中・山麓の鉱山で採掘される水晶なので、このように呼ばれています。

ヒマラヤ水晶の意味

 通常の水晶の意味に加えて、下記のような追加の意味が観てとれます。

【ヒマラヤという場の力】

 鉱物として見るならば、世界中どこの産地で採れても、水晶は水晶。何も変わりはないはずです。  
 しかし採掘された場所によって見た目が大きく異なることは確かですし、ましてパワーストーンとして観た場合、やはり採掘された場所はその石に大きな影響を与えます。  
 ヒマラヤ水晶に関して言えば、場所の影響力は圧倒的です。

 ヒマラヤ山脈は、インド、ネパール、パキスタン、中国、ブータンなど各国にまたがり、世界最高峰であるチョモランマ(エベレスト)を擁する大山岳地帯です。  インド人にとっては、聖なるガンジス川が始まる場所であり、中国風水ではすべての龍脈が発っする場。  
 各国それぞれ文化は違えど、ヒマラヤ山脈は神々とつながる霊山として信仰の対象になっています。 地球上で、神々の住む天空にもっとも近い場所。いわば地球最大のパワースポットと言えます。

 そうした雄大な山脈の懐に抱かれ、悠久の時を経て結晶した水晶は、神々の力が宿っていると考えられても何ら不思議ではありません。
 実際、白っぽいスモークや緑泥石などの内包物を内に食み、石の「しわ」を思わせる細かなクラックを多数まとったその姿は、白髭をたくわえた老人、険しい山中で修行に励んできた聖者のように見えてきます。

ヒマラヤ水晶守護石の画像

ヒマラヤ水晶守護石の画像

【ヒマラヤ水晶の効果】

 通常の水晶が持つ効果はもちろんのこと、ヒマラヤ水晶はとくに瞑想の補助、混乱からの脱却、ヒーリングに力を発揮すると言われます。


 瞑想に関しては、やはりヒマラヤという土地が「天とつながる聖地」である影響が大きいでしょう。
 聖者たちが山中に隠棲して修行に励むごとく、ヒマラヤ水晶は土中で結晶し成長してきた聖者そのものです。  これを持って瞑想すれば天とのつながりが容易となるため、自己の霊性の開発や前世の探求といった、スピリチュアルな興味を抱く人にとっては必須の石と言えます。

 もちろん、そこまでディープな趣味はない方でも、さまざまな状況において有益な気づきを得ることでしょう。
 とくに混乱した状況においてはその力が大きく発揮されるといいます。
 と言うのは、ヒマラヤ水晶を持って瞑想すると、まるで雲の上に頭だけを出して考えることができるので、下界を客観手的に見下ろし、どのように対処すれば良いのか冷静に判断できるようになるとされるからです。
 さまざまな場面で、落ち着きを取り戻す必要性を感じたら、ヒマラヤ水晶を手にして目を閉じ、ゆっくり長い深呼吸を繰り返すと良いでしょう。

 ヒーリング効果に関しては、次の項目をご参照ください。



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3.ヒーリング効果

 ストーンヒーリングの分野において、水晶はさまざまな場面でもっとも多用される石ですが、なかでもヒマラヤ水晶はヒーリング力が高いとしばしば言われます。
 その理由はおそらく、ヒマラヤ水晶が病気という障害の真の原因を探り、根本部分に働きかけようとするからではないかと思われます。
 西洋医学において、病気とは肉体の障害であり、薬物や外科手術によって対処するものです。
 しかしよりスピリチュアル的な視点から見れば、病気とは最終的に肉体面に現れた結果に過ぎず、それ以前に習慣上の問題、心配や怒りなど心理的・思考的な問題、もっとさかのぼれば前世から続くカルマ的問題があり、それがオーラ上から肉体に投影されたものであるという見方が出来ます。

 ヒマラヤ水晶はそうした病気が発露するに至った根本要因に気づかせ、理解することで、病の存在を清めていく・・・、といった働きをするのではないかと考えられます。
 そのため、ヒマラヤ水晶と共に瞑想すること自体が治癒行為につながりますし、施術をする場合でも、患部にヒマラヤ水晶の波動を与えることで心に映るイメージに焦点を当てる手法が採られたりします。

 ただし、これらの効果・行為は現代医学で証明されているわけではなく、一般的な治療に代わるものではないことをご理解ください。

4.鉱物データ

鉱物名水晶
Rock Crystal(ロッククリスタル)
別名-
誤称-
主な
産出地
インド、ネパール、中国、パキスタン、ブータン
分類酸化鉱物 石英グループ
化学組成SiO2 珪素、酸素の化合物
結晶系三方晶系
晶癖
(形状)
柱状、塊状
主な
色合い
無色
条痕色白色
硬度7
劈開なし
比重2.65
屈折率1.54〜1.56
似て
非なる石
-

その他

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