「構造強化の石」
通称:アパタイト
英名:Apatite
和名:燐灰石(りんかいせき)
関連:-
「構造強化の石」
通称:アパタイト
英名:Apatite
和名:燐灰石(りんかいせき)
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アパタイトは種類がたくさんあり、特性も微妙に異なるため、一概に言えませんが、水による洗浄や日光浴は、褪色の原因になることがあるため、避ける方が無難です。水晶による浄化か、クリスタルチューナなど音による浄化をお奨め致します。
※浄化全般についてはこちらで解説しています。
構造の強化、作用の促進、順調な生育、感情エネルギーの充填、心身のヒーリング
子供の成長お守りが欲しい。骨や歯に問題がある。気持ちが落ち込み気味。引きこもりを何とかしたい。
喉、胸
東
透明感のあるタイプのアパタイトは、日光で褪色する可能性があります。
硬度的には硬い石ではないため、強い衝撃を当てるとクラックが生じる可能性があります。
鮮やかな青〜水色のアパタイトは加熱処理をしている場合がほとんどです。
ジュエリーとして加工された石の中には、樹脂浸透により微細なクラックを埋める場合があります。
アパタイトは多様な種類があり、色や外観もそれぞれかなり異なります。
パワーストーンとして一般的なものは、不透明〜透明な青色をしたブルーアパタイトですが、他にもグリーン、イエロー、グレー、無色など様々です。
例えばブルーアパタイトでも、不透明で表面にヒビ状の結晶線が浮かぶものがあれば、透明なガラス質のように見えるものまであります。
宝石質の石は少ないですが、なかには透明感のあるトルマリンに見えたり、キャッツアイの浮かぶ美しいカボッションに磨かれるケースもあります。
「特徴」欄に記載したように、この石は多用な色合いと形状で産出し、美しい石もあることから、昔はアクアマリンやアメジストなど、他の鉱物と混同されるケースがしばしばありました。
そのため、ギリシャ語で「欺く、惑わす」という意味の「apate」から、アパタイトと名付けられました。
アパタイトは、実は私たちには非常に身近な存在です。
なぜなら、アパタイトグループの一種、ハイドロキシアパタイトは、私たちの骨や歯を構成する主要な成分だからです。
そのため、アパタイトを素材にして人工骨、人工歯根などが作られています。また、歯磨き粉の成分として使われたり、歯に良いとされるガムなどには、キシリトールに加えてアパタイトが配合されていたり、カルシウム補給をうたったお菓子にも配合されていたりします。
他にも、医療・工業の世界では、以前から重要な素材として広く使われてきました。
蛍光灯の内管塗料、電化製品の温度センサー、医療機器にも、また、リンを多く含んでいるため、化学肥料としても使われています。
パワーストーンとして最近になって急速に注目を集めたのは、アパタイトがトルマリンの数十倍のマイナスイオンを発する鉱物と喧伝されて流通をはじめたのが大きいようです。ちなみにマイナスイオン効果をうたっている場合は、アパタイトではなく特定の会社が登録した登録商標名(鉱物名のような商品名)が冠せられています。
パワーストーンとしての中心的な暗示は「構造の強化」です。
物理的な側面、心理的な側面、メタフィジカルな側面も含めて、構造部を補填していくイメージです。
例えばヒーリングストーンとしては、上記で言及したようにカルシウムの吸収に影響を与えるとされ、骨、歯、関節に関わる問題や、それに伴う動作や運動能力に関わる問題に適切な石であるとされます。
その意味では成長期の子供に持たせたり、枕の下に置いて眠ることで、順調な成長を願う良きお守りとなることでしょう。
アパタイトは、それ自体が主体となって働くことはもちろんですが、同時に、触媒となって他の作用を促進するようなイメージが強いようです。そのため、他の石と併用することで、その石のチカラを促進してくれるかもしれません。
心理的な側面では、とくにブルー系のアパタイトが心理面に良い影響を与えるという説があります。落ち込みがちな心を持ち上げてくれ、感情のエネルギーを充填して、心を開いて外界に目を向けさせ、喉のチャクラを刺激して他者とコミュニケートすることを助けてくれるとされます。
そういった意味では、落ち込みがちな人、物事をネガティブに考えがちな人、引きこもりがちな方などにも適切な石であると思われます。
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「パワーストーンの意味」内でも解説しましたとおり、カルシウム吸収に影響を与えるという暗示があるため、ストーンヒーリングの分野では、骨、歯、関節に関わる諸症状に対して、アパタイトを用いているという報告があります。
ただし、こうした効果・効用は現代医学で証明されているわけではありません。
鉱物名 | 燐灰石(りんかいせき) Apatite(アパタイト) |
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別名 | - |
誤称 | カナディアン・エメラルド |
主な 産出地 | ブラジル、メキシコ、カナダ、インド、マダガスカル |
分類 | 燐酸塩鉱物 燐灰石グループ |
化学組成 | Ca5(PO4)3F フッ素、カルシウム、燐、酸素の化合物 |
結晶系 | 六方晶系 |
晶癖 (形状) | 柱状、板状 |
主な 色合い | 紺色、青色、水色、緑色、黄緑色、灰色、無色 |
条痕色 | 白色 |
硬度 | 5 |
劈開 | なし |
比重 | 3.17〜3.23 |
屈折率 | 1.63〜1.64 |
似て 非なる石 | パライバトルマリン、アクアマリン、サファイア、トルマリン、エメラルド |
特徴や名称の由来の欄で述べたとおり、アパタイトは多様な色があり、それぞれ他の鉱物と間違われるケースが多々あります。発色の良いアパタイトは、高級トルマリンの代名詞であるパライバトルマリンに色が一番似ている石です。クリアブルーアパタイトはアクアマリンに、濃紺のアパタイトはサファイアに、緑色のアパタイトはグリーントルマリンやエメラルドに似ています。
鉱物としては世界各地で広く産出します。アパタイトとは実は鉱物グループの名称で、グループ内の各鉱物同士はしばしば混ざり合った状態となっています。もっとも一般的なものは、燐酸カルシウムに弗素が加わった「弗素燐灰石」。
アパタイトは本来無色の鉱物なのですが、微量のマンガンなど含有物によって様々な色になります。ものによってはキャッツアイがでるタイプもあります。
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