「明るく男性的な、太陽の石」

通称:サンストーン
	英名:Sunstone
	和名:日長石(にっちょうせき)
	関連:-
		
「明るく男性的な、太陽の石」

通称:サンストーン
	英名:Sunstone
	和名:日長石(にっちょうせき)
	関連:-
		

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長時間の粗塩浄化や日光浴は退色の原因になることがありますので、短時間で済ますほうが無難です。
	お奨めの浄化方法は、水晶クラスターか、ホワイトセージによる浄化です。
※浄化全般についてはこちらで解説しています。
太陽の恵み、情熱、勇気、健康、生きる喜び、自立と自律心、意欲と行動力、リーダーシップ、幸運
エネルギーが枯渇している。実行力・行動力が欲しい。鬱っぽい気分を明るくしたい。前向きになりたい。自尊心を取り戻したい。
中腹、下腹
南、東
-
色調を鮮やかにする目的でオイルによる含浸処理がなされる場合があります。
 サンストーンのもっとも大きな特徴は、表面にときおり浮かぶ、赤〜銅色を帯びた金属的な光彩です。
	【注】見かけがよく似た石でゴールドストーンというものがありますが、ゴールドストーンは人造石です。
 ムーンストーン(月長石)と同族の石であり、ムーンストーンが青白い月のような輝きを放つのに対して、赤い太陽のような輝きを放つことから名付けられました。
	 太陽のような輝きからヘリオライト(Heliolite、太陽石)という別名で呼ばれることもあります。
	 また、独特の光の出方はアベンチュリン効果(アベンチュレッセンス)によるものであるため、アベンチュリン・フェルドスパー(Aventurine Feldspar)と呼ばれる場合もあります。
 サンストーンの中心的な意味は、文字通り「太陽の輝き」です。
	 その波動は男性的で力強く、炎のような熱さをもちます。もちろん実際に「熱い」わけではなく、この石を持つ人に対してある種の「熱」を与え、やる気や行動力の源となるという意味合いです。
 太陽の光は、喜びであり、生命の源であり、復活です。
	 サンストーンは、過去の敗北から暗く沈んでしまった心にまさに太陽の輝きを浴びせかけ、忌まわしい記憶を光によって溶かし去り、枯渇したエネルギーを充填し、生きる喜びに目覚めさせ、前向きに立ち直るためのサポートをするとされます。
	 自分に価値を見いだせず、自信がもてなくて怖じ気づいたり、自尊心を失って他者に依存してしまっている人には、自立するきっかけを与えるとされます。
	 意識がポジティブに変化すれば独立心が生まれ、成功するためには行動力と冒険心、そして自律心が必要であると気づかせます。
 自立と自律心を持ち合わせた人には、さらにその先にある道、リーダーとしての道を開くといいます。
	 古い時代には、リーダーや統治者と言えば、自分の目的を達成するために他者の力を束ね利用することを意味していましたが、サンストーンの教えるリーダーシップは、自らの力をいかにして他者のために生かすかという点に焦点が置かれています。
	 そのため、自己の欲望のためにサンストーンを利用しようとするとうまく機能せず、むしろ、困難な状況下においてさえもいかにして自分の力と智慧を発揮し他者のために役立てるかを考えるとき、もっとも石の力が発揮されるといいます。
サンストーンは古代ギリシャでは太陽の神の象徴として崇められ、古代インドでは他国の侵略から守る石とされ、カナダのインディアンの部族は環状列石(メディシンホイール)の中央に置いて儀式を執り行ったと伝えられています。
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 チャクラ的には、第3チャクラ(中腹)〜第2チャクラ(下腹)にもっともよく呼応するとされます。
	 とくに中腹のチャクラに適しており、この部分は太陽神経叢(たいようしんけいそう)と呼ばれ、神経が密集している場所。感情的なストレスがたまりがちで、神経性の胃炎や自律神経、やる気や意志力の問題にも関連します。
	 サンストーンの放つ温かな波動は、中腹のチャクラを活性化し、怒りや悲しみといったネガティブで抑圧的な感情をクリーニングし、滞っているエネルギーを通す手助けとなってくれるといいます。
	 下腹のチャクラは「丹田」とも呼ばれるように、おへそに力を入れようとするときに使う場所。ここを活性化することで、心身共に元気になり、バイタリティや精力がもたらされるといいます。
 ストーンヒーリングの分野では、消化吸収や新陳代謝といった胃腸機能を正常化するために用いるという報告もあります。
	 これは肉体的な意味合いとしてよりは、例えば「たくさんの事柄がありすぎて消化できない」「周りに物がたくさんないと落ち着かない」「片付けられない症候群」といった精神的な側面からの改善がはかられ、それが肉体面に影響するのではないかと思われます。
 冬場の季節障害にも適しているという報告があります。
	 どこであれ、サンストーンを置いた場所には太陽のエッセンスがもたらされるといいます。冬になって日照時間が短くなると、どうしても鬱っぽくなる人は試してみてはいかがでしょう。サンストーンが放つ明るい太陽のような波動が、気分を持ち上げてくれるかも知れません。
	 ただし、これらの効果・効用は現代医学で証明されているわけではありません。

▲サンストーンのペンダント。
| 鉱物名 | 灰曹長石(かいそうちょうせき) Oligoclace(オリゴクレース) /長石族(Feldspar group) | 
|---|---|
| 別名 | 太陽石、Heliolite(ヘリオライト) Aventurine Feldspar(アベンチュリン・フェルドスパー) | 
| 誤称 | - | 
| 主な 産出地 | インド、アメリカ、カナダ、ノルウェー、ロシア | 
| 分類 | 珪酸塩鉱物 | 
| 化学組成 | (Na,Ca)AlSi3O8 ナトリウム、カルシウム、アルミニウム、珪酸の化合物 | 
| 結晶系 | 三斜晶系 | 
| 晶癖 (形状) | 塊状 | 
| 主な 色合い | 赤褐色、銅色、オレンジ色、ピンク色(地色は無色で内包物により変化する) | 
| 条痕色 | 白色 | 
| 硬度 | 6〜6.5 | 
| 劈開 | 二方向に完全 | 
| 比重 | 2.63〜2.67 | 
| 屈折率 | 1.53〜1.54 | 
| 似て 非なる石 | レッド・アベンチュリン、ゴールドストーン(人造石)、レピドクロサイト入り水晶(エレスチャルと呼ばれるタイプ)、ストロベリー・クォーツ | 
 サンストーンとは流通上の通称であり、鉱物的には斜長石のうちのオリゴクレース(灰曹長石)に属します。
	 これまでは、サンストーンとはオリゴクレースのうち、鉄などの不純物によって赤っぽいアベンチュリン効果を示すものとされてきました。
	 このタイプの石でもっともよく知られているのはインド産のサンストーンで、石の内部に、ヘマタイト(赤鉄鉱)やゲーサイト(針鉄鉱)などの薄片が内包されているため、キラキラ感が生まれます。
	 しかし近年、成分の近いラブラドライト(曹灰長石)やアンデシン(中性長石)の中でも、同じような見た目の石が発見され、これらもサンストーンと呼ばれています。つまり、オリゴクレースだけではなく、「赤いアベンチュリン効果を示す長石全般」をサンストーンと呼ぶ傾向にあります。
	 その代表的な例は、米国オレゴン州で産出されるサンストーンです。こちらは、鉱物的にはラブラドライト(曹灰長石)で、その内部に自然銅が一定の方向で配列されているため、赤っぽい色合いとアベンチュリン効果が生まれます。
	 ただし、赤っぽい石でもアベンチュリン効果の見えない場合はサンストーンと呼ばず、ラブラドライトやアンデシンといった鉱物名そのもので呼ばれる傾向にあります。
 そもそもサンストーンという名称は、人間が見た目に基づいて呼んだ流通名であるため、厳密な成分分析に基づいた鉱物名とは必ずしも一致しません。極端に言えば、同じ結晶でも部分的には違う名前になってしまうという難しい面もあります。
	 この呼称の問題は、同じ長石族の石であるムーンストーン、サンストーン、ラブラドライト、アンデシンに共通してみられます。
※オレゴン産のサンストーンを他と区別するために、ヘリオライトと呼ぶ場合があります。
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