「高次意識への進化を促す」
通称:スギライト
英名:Sugilite
和名:杉石
関連:-
「高次意識への進化を促す」
通称:スギライト
英名:Sugilite
和名:杉石
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スギライトは「浄化の必要がない」といわれますが、入手した当初や、石が疲れてきたと感じたときは浄化する必要があります。
気高い石ですので、水晶、ホワイトセージ、チューナーなど、複数のツールを組み合わせて浄化してあげることをお奨め致します。
※浄化全般についてはこちらで解説しています。
意識の進化、高次元への目覚め、内なる智慧と真理、普遍的真理とのコンタクト、ストレス解消、バランス感覚、洞察と直感力
精神的に成長したい、心と身体を癒して欲しい。いつも何か不安だ。自分を変えたい。本当に大切なことを知りたい。原因の分からない頭痛がする。
眉間、頭頂
西北
透明感のある石の場合は、長時間の日光浴で褪色する可能性があります。
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ほとんどの場合は不透明で黒っぽい紫色〜あずき色をしています。
発見者の一人である九州大学の岩石学者・杉健一氏に由来します。
パワーストーンの多くは古代から治療や護符として使われてきましたが、スギライトはまったくの新顔。
最初に発見されたのは、1944年、日本においてです。
もともとは九州大学の岩石学者・杉健一氏と久綱正典氏が、愛媛県の瀬戸内海にある岩城島で、エジリン閃長岩(せんちょうがん)を調査したところ、ウグイス色をした珍しい鉱物が混じっていることに気がつき、学会に発表。当時は分析不足から新種の鉱物とは断定できないため、とりあえず岩城石(Iwakilite)という仮称で呼んでいたようです。
その後、研究を引き継いだ山口大学の村上允英氏によって化学組成が明らかにされ、恩師の名を取って「杉石」と命名。1977年に、国際的に新種の鉱物として認められました。
岩城島で発見されたスギライトは微量でしたが、その後、南アフリカのマンガン鉱床から、紫色の岩石が大量に発見され、化学組成を調査した結果、スギライトとして国際登録されている鉱物であることが判明。岩城島の杉石とは大きさや色彩はまったく異なりますが、南ア産のものはマンガンを含むことからこのような発色をしていることがわかりました。
南ア産のスギライトは、まずアメリカで人気に火がつきました。
おりからのニューエイジブームに乗って、「水瓶座の時代の到来にあたり、人類の意識を進化させるために現れた石」として注目されたのです。
その後日本でも、モルダバイトなどと並びスピリチュアルな天然石として大人気に。今現在世界中で流通しているスギライトの大半は南ア産のものです。
ちなみに英語では「スジライト」と発音されます。
パワーストーンとしての中心的な暗示は「進化する意識」です。
20世紀において人類は二つの大きな世界大戦を経験し、地球を破壊できるほどのパワーを保有するに至りました。しかし同時に、武力によって得られるものの限界、そして失うものの大きさを思い知らされることになりました。
これは、人類の進む方向が、曲がり角を迎えたことを示しています。
過去数千年にわたって武力と物質主義によって社会を築いてきた方法が、まったく違った考え方をベースに移行していく過渡期にあるということです。
すべての石は、必要とされるその時代に地上へと現れます。
スギライトが20世紀の終わりに地上へ登場したのは、まさに新しい価値観を示す一つの象徴といえるでしょう。
深く濃い紫色をしたスギライトは、眉間に存在するとされる「第三の目」を開き、人間の本質である霊性を高め、宇宙意識との同調を促すとされます。それは地上の物質世界だけを現実と考えてきたこれまでの価値観からの、パラダイムシフトをもたらすものです。
人間はこれまで、自分が存在できるのは生と死によって限定された期間だけと思いこみ、喜怒哀楽といった感情に振り回され、争いと欲望にせきたてられ、病気や死を怖れ、物質的な存亡ばかりに目を奪われ、果てに「なぜこんな目に遭わなければいけないのか?」と叫び続けてきました。
その「なぜ?」に対する答えが、今、さまざまな場面で提示されつつあります。
昨今のスピリチュアルブームもそうした答えの一環であり、スギライトの登場もまた、答えの一つです。
スギライトは物質的な世界だけがリアルなわけではなく、物質界を含む高次の世界が広がっていて、人間の存在自体も、実は目に見えるより大きいことに気づかせます。
そして、「なぜ世界はこのような形であり、なぜ私はここにいるのか」を理解させ、ひいては意識や精神を意図的にコントロールすることを教えてくれます。
スギライトが、眉間に存在するとされる「第三の目」を開き、霊性を高め、宇宙意識への進化を促すとされるのは、こうした意味合いがあります。
そもそも紫色は、青と赤という両極端の色が混じった色。それは陰と陽であり、上と下であり、天と地であり、内側と外側です。
スギライトの紫色は、天界と地上界の混成を象徴します。より高次の波動を、地球という物理レベルにおいて理解し、日々生きる中に溶け込ますことを意味します。
つまり、スピリチュアルな意識とは天国にあるわけではなく、あなたが生きている毎日の生活の中にこそ表現すべきものであるということです。
スギライトが今の時代に登場した理由は、まさにこの点にあるといえるでしょう。
スギライトは瞑想や祈りのときに手に持ったり、アクセサリーとして身に付けたりすることで、高次レベルの理解が得やすくなり、またそうした波動を現実生活において、創造的に使う手助けをするとされます。
こうしたスギライトのパワーを補完する石として、アメジストを併用すると良いという指摘が多く見られます。他に相性の良い石として、モルダバイト、ラピスラズリ、ダイヤモンド、純金などがあげられます。
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スギライトは、この石を持った人の周りに光のシールドを張ることで、周辺からやってくるネガティブな影響から保護し、オーラからネガティブな付属物を取り除いて、地上におけるスピリチュアルなエネルギーを高めるといいます。とくに精神的に目覚めた人や、穏やかで純粋な魂は、俗世の波動に弱い傾向があるので、スギライトが良き守り役になることでしょう。
もともと紫色の石は高貴でヒーリング効果が高いとされていますが、スギライトは浄化の必要がないといわれるほどヒーリング力が強いとされます。肉体的にはリンパ系の症状によいとされ、精神面ではプレッシャーや怒りといったネガティブな波動による詰まりを解放するとされます。
スギライトがこのような浄化作用を促すのは、上述したように「なぜ?」という理解を深める作用が根本にあるためと思われます。
肉体に症状が現れるのは実は最終的な段階で、その前段階では、肉体をとりまくエーテル体に病気の素因となる不調和やエネルギーの詰まりが発祥するとされます。
そうした不調和や詰まりを発祥させるのは、その人が抱く思考、怒りや悲しみ、ストレスや抑圧といった精神的・感情的な要因があり、またカルマ的な要因もあります。
しかし私たち人間にとっては、そうした要因まで突き止めるのは至難の業です。
スギライトは、眉間のチャクラと同調することで、持ち主の意識にそうした不調和や詰まりの原因、すなわち「なぜ?」の答えに導くといわれています。
なぜそうなったのかという要因だけではなく、この体験(病気や不調和)から学ぶべき事は何なのかを理解したとき、その体験は授業時間が終わるごとく終了する、ということなのでしょう。
ストーンヒーリングの分野では、細胞の再生を促して心臓の働きを強化するとか、頭痛に用いるという報告もあります。
ただし、これらの効果・効用は現代医学で証明されているわけではありません。
鉱物名 | 杉石 Sugilite(スギライト) |
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別名 | - |
誤称 | パープルターコイズ |
主な 産出地 | 南アフリカ |
分類 | 珪酸塩鉱物 ミラー石グループ |
化学組成 | KNa2(Fe,Mn,Al)2Li3Si12O30 カリウム、ナトリウム、リチウムなどを含む珪素と酸素の化合物 |
結晶系 | 六方晶系 |
晶癖 (形状) | 粒状、塊状 |
主な 色合い | 紫色、小豆色、ピンク色 |
条痕色 | 白色 |
硬度 | 5.5〜6.5 |
劈開 | なし |
比重 | 2.75〜2.80 |
屈折率 | 1.60〜1.61 |
似て 非なる石 | チャロアイト |
紫色〜小豆色のカラーが中心なのですが、ひと口に紫色といっても青紫色、赤紫色、濃い紫色と広い色幅があります。発色要因はマンガンとされ、紫色の石は鉄分を有し、赤色やピンク色っぽいものはアルミニウム成分が多いとされます。
また、青色〜青黒い色を呈したものもあり、これはリヒターライト(リクタライト)を含むためであるとされます。
石英が染み込んでいるタイプは半透明で、硬度も7に近くなります。
主な産地は、南アフリカ共和国ケープ州クルマンのウェッセル鉱山です。
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