「ヒーリングと表現力の石」
通称:クリソコーラ
英名:Chrysocolla
和名:珪孔雀石(けいくじゃくいし)
関連:-
「ヒーリングと表現力の石」
通称:クリソコーラ
英名:Chrysocolla
和名:珪孔雀石(けいくじゃくいし)
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お香、月光浴、水晶による浄化のいずれかをお奨め致します。水による洗浄、粗塩法はお奨めいたしません。
もっともお奨めする浄化方法は、ホワイトセージの葉を焚いて、煙に石を軽くくぐらせる方法です。
※浄化全般についてはこちらで解説しています。
情緒安定、免疫力の改善、商売繁盛、仕事の成功、幸せな家庭生活、美しい髪と肌、表現力
情緒不安定な人。パソコンなどを多用する人。クリエイティブな仕事をする人。子供の健全な生育を願う人。美肌になりたい。髪の悩みをなんとかしたい。うまく気持ちを伝えたい。
喉、胸、中腹
北、東
割れやすい石ですので取り扱いにご注意下さい。
もろく割れやすい石のため、研磨や加工を施す際は、樹脂を含浸させて安定させるスタビライズド処理が行われます。
青色、水色、緑色の地色に、黒色や茶色の複雑な模様が浮き出た石が多くなります。
鮮やかな青色のものはターコイズ(トルコ石)と間違われ、実際にターコイズとして売られている場合もあります。
ギリシャ語で金を意味する「chryso-」と、接着素材を意味する「kolla」に由来します。
古代において、彫金師たちが金をつないで合金にするときに様々な鉱石を使い、そのなかのひとつがクリソコーラであったことから、このように呼ばれるようになりました。
しかし、その当時のクリソコーラと現代のクリソコーラが同じ鉱物を指しているかは定かではありません。
ヒーリングストーンとして多用される石で、とくに神経系統に作用する波動を放つとされます(詳しくは「下記ヒーリングストーンとして」の項目参照)。
ヒーリングパワーに加え、古来より、繁栄、幸運、仕事の成功を象徴する石とされてきました。
また、表現力や感性をサポートするともいわれます。クリエイティブ関係、発明、創造力を必要とする仕事によく、インスピレーションを与え、美的感覚を豊かにするとされます。
また、心に溜め込んだ気持ちをうまく表現するサポート役になってくれるので、異性への告白や、仕事でのプレゼンテーションの時にはよいお守りとなるでしょう。
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クリソコーラは神経系統に作用する波動を放つとされ、情緒を安定させる効果があるとされます。そのため、赤ちゃんや子供の健全な成育を願うお守りとして、成人ならば、漠然とした不安や怖れ、罪悪感を散らし、感情のバランスを取る守り石としてよいとされます。
また、コンピューターや電子機器を相手にしている人なら、イライラを軽減し、感情がショートするのを防ぐサポート役となってくれることでしょう。
ストーンヒーリングの分野では、免疫力を高めるためや、鉄分の吸収促進、皮膚の色素沈着を回避し美しい髪と肌をつくるために用いられます。
神経性の胃腸トラブルに悩まされている場合は、この石を持つことで感情を安定させる暗示効果が働き、症状が軽減される場合もあるようです。
ただし、これらの効果・効用は現代医学で証明されているわけではありません。
鉱物名 | 珪孔雀石(けいくじゃくいし) Chrysocolla(クリソコーラ) |
---|---|
別名 | - |
誤称 | - |
主な 産出地 | メキシコ、アメリカ、ロシア、コンゴ、イスラエル、ペルー、イギリス |
分類 | 珪酸塩鉱物 |
化学組成 | Cu2H2Si2O5(OH)4・nH2O 銅、水分子、水素、珪素、酸素の化合物 |
結晶系 | 単斜晶系 |
晶癖 (形状) | 塊状、葡萄状 |
主な 色合い | 青色、青緑色、緑色 |
条痕色 | 淡青、黄褐色、灰色 |
硬度 | 2〜4 |
劈開 | なし |
比重 | 2.0〜2.4 |
屈折率 | 1.46〜1.57 |
似て 非なる石 | ターコイズ |
銅の鉱脈の中に生成する鉱物で、厳密にいうとクリソコーラそれ自体は細かい粒状の結晶です。しかし実際は、同じく銅鉱床中に結晶するマラカイト(孔雀石)と共生して塊状になっている場合が多く、主成分が珪酸塩なので、珪孔雀石と名付けられました。
クリソコーラ自体は非常にもろく硬度2〜4なのですが、石英、玉髄、オパールなどと密に共生した状態の場合が多く、その場合は硬度が増します。
とくに石英成分が染みこみ、いわば天然の状態で凝固されたものは硬度7となり、研磨加工が可能になります。アメリカではこれが「ジェムシリカ(Gem Silica)と呼ばれ、宝飾品としてとても人気があり、良質なものは高額な値付けがされています。
イスラエルのエイラット産のクリソコーラで、ターコイズ、マラカイト、アズライトと共生しているものは、「エイラットストーン(Eilat Stone)」と呼ばれ、ソロモン王が保持した石であるという伝説があります。
最近では、クリソコーラを中心に、シャッタカイト、マラカイト、スモーキークォーツの計4種が共生した石を、「クォンタムクアトロシリカ(Quantum Quattro Silica)」という流通名で呼ぶ場合があります。
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