「吸引と調和の石 〜10月の誕生石
(ピンクトルマリン)」
通称:トルマリン
英名:Tourmaline
和名:電気石
関連:-
「吸引と調和の石 〜10月の誕生石
(ピンクトルマリン)」
通称:トルマリン
英名:Tourmaline
和名:電気石
関連:-
◎
△
◎
◎
◎
◎
◎
ピンクやグリーンなどのカラートルマリンは、長時間の日光浴で褪色する可能性があります。
トルマリンは水晶と非常に相性が良いため、水晶クラスターによる浄化をお奨めします。
※浄化全般についてはこちらで解説しています。
健康運、金運、人気運、調和、人間関係改善、情操の育成、万能のお守り、浄化、ヒーリング効果、意志力の強化、積極性、電磁波防止
パソコンや携帯電話をよく使う。健康になりたい。ダイエットしたい。収入をアップしたい。友達が欲しい。人間関係を良くしたい。
ブラックトルマリン=尾骨
ウォーターメロントルマリン=眉間、下腹
グリーントルマリン=胸
レッドトルマリン=尾骨
ピンクトルマリン=胸、下腹
ブラックトルマリン=太極、北
ウォーターメロントルマリン=太極
グリーントルマリン=東、東南、南
レッドトルマリン=南、東南、東
ピンクトルマリン=東南、西
カラートルマリンの場合は、長時間太陽光(紫外線)にさらすと褪色する可能性があります。
加熱や放射線により色調を際立たせる処理や、クラック部に樹脂を充填する処理が行われる場合があります。
一般的によく知られているのは黒いブラックトルマリンで、見かけは石炭を思わせます。この他にもこの他にもレッド、ピンク、グリーン、ブルー、無色など、さまざまなカラーバリエーションがあります。
二色性という特徴があり、ひとつの結晶でも上下でピンク色の層と緑色の層に分かれていたり、外側が緑色で内側がピンク色であったりするタイプもあります。後者のタイプは、輪切りにするとフチが緑色で中が赤色のスイカを連想させるため、ウォーターメロントルマリンと呼ばれます。
トルマリンは、摩擦や加熱により帯電することも大きな特徴です。加熱時には、柱状の結晶の片方がプラスに、もう片方がマイナスに帯電し、冷えるとそれが逆転します。
柱状に結晶しているトルマリンは、胴体部に細い条線が縦にいくつも出ており、頭部が平らなものが多くなります(尖っているタイプもあり)。
ピンクトルマリンは10月の誕生石に選定されています。
トルマリンは、スリランカのシンハラ族の言葉で「宝石の砂や小石」を意味する「turmali」に由来します。
トルマリンは黒い石の他にも様々な色があり、色によって別の名前で呼ばれることが多々あります。
赤色やピンクのトルマリンは、単純にレッドトルマリン、ピンクトルマリンと呼ぶ場合もあれば、赤色系統のタイプをすべてルベライトと呼ぶ場合もあります。
同様に、グリーントルマリンはベルデライト、ブルートルマリンはインディゴライト、無色のトルマリンはアクロアイト、赤紫色のトルマリンはシベライトと呼ばれる場合があります。
ブラジルのパライバ州で産出したトルマリンは、まるでネオンを思わせる非常に鮮やかな色をしていたため、特別にパライバトルマリンと呼ばれました。しかし、近年ではパライバ州からの産出は減り、別の州やアフリカからもよく似た石が出るようになったため、パライバトルマリンの定義が難しくなってきました。
こうした色調による名前に加え、鉱物的な成分から見るとトルマリンとは非常に広範囲な鉱物をカバーするグループ名であるため、さらに多種類の鉱物名があります(鉱物データ&その他欄参照)。
トルマリンは、今もっとも注目を浴びているパワーストーン。
「健康増進作用がある」「電磁波を防ぐ」「金運を呼ぶ」「人気運があがる」と喧伝され大評判です。
和名を「電気石」と名付けられたように、静電気を帯びて軽い物質を吸着する作用があります。ヨーロッパに最初にトルマリンを持ち込んだオランダ人宝石商たちは、この石がパイプの灰を吸着する様子を見て「アッシェントレッカー(灰を引き寄せるもの)」と呼び、灰掃除に使ったといいます。
最近では、マイナスイオンを発して周囲のイオンバランスを整えるとか、パソコン、携帯電話、電化製品等から発する電磁波を軽減してくれる働きがあると解説される場合が多々あります。
こうした特性ゆえに、トルマリンは「吸引」と「調和」の暗示を持つと考えられるようになりました。
吸引の暗示は、その人の意識が集中している対象を引きつけることに影響し、ひいては願い事が叶うことにつながるでしょう。
調和の暗示は、他者や環境との調和はもちろん、自分自身との和合という意味もあり、その意味では心身のアンバランスで体調を崩した人ならば健康を回復することにもつながるでしょう。
他者と調和し気を引きつけることは、人気運を高めることにもつながるでしょう。
ただし、近年あまりにもトルマリンの健康効果が過剰に喧伝され過ぎている傾向も見受けられます。トルマリンが健康に及ぼす影響は、科学的に証明されている段階ではなく、まだまだ研究段階であることを認識しておいてください。
トルマリンといえば木炭のような黒い物質を連想する方が多いことと思いますが、実はその色は七色といってよいほど様々です。そしてパワーにも若干の違いがあると考えられます。
ブラックトルマリンは、正式にはショール(鉄電気石)と呼ばれ、免疫力増強、金運・人気運アップ、電磁波防止、イオンバランスの調整など、幅広い活躍が期待できるとされています。
特に消極的な性格で困っている人には活力と勇気を与え、不安や精神的ショックを持つ人には身体の周りに防御シールドを形成してくれるとされます。
いわゆる「邪気祓い」、お守りとしての効果が期待できそうです。
ただし、便秘の人には相性の良し悪しが出てくるかも知れません。
色の付いたトルマリンは、鉱物的にはエルバイト(リチア電気石)の場合がほとんどです。
代表的なカラーは、レッド、ピンク、グリーン、ブルー。
赤色系統のトルマリンはルベライトと呼ばれます。レッドトルマリンは意志力を強め、愛と自己献身の意識を呼び起こし、精力の増強にもよいとされます。
ピンクトルマリンはロマンチックな恋を呼びます。同性同士でも友情が深まり、仲間のチームワークをよくするお守りとなるでしょう。
グリーントルマリンは、ヒーリングパワーが強力であるといわれます。ストーンヒーリングの分野では、神経系統に溜まった厄を排出して、内面を浄化するために用います。
痛みのある部分に使う場合は、直接患部にふれないようにかざして使うと、石の波動が滞っていたエネルギーを流れさせるとされます。
ブルートルマリンは別名インディゴライトと呼ばれ、精神的な混乱を鎮め、周囲と自分との関係を冷静に観察し判断を下すサポートをするとされます。
カラートルマリンの中でも最も神秘的なパワーを秘めているのは、ウォーターメロントルマリンです。ウォーターメロンとはスイカのこと。表面は緑色のグリーントルマリンなのに、内部はレッドやピンクのトルマリンになっており、輪切りにするとスイカのように見えることから、この名が付けられました。
ウォーターメロントルマリンは、持ち主のあらゆるアンバランスを解消する手助けになるとされます。
肉体的・精神的な病気は、栄養や想念のアンバランスからくるとも考えられるので、ウォーターメロントルマリンはそれらの改善に寄与してくれるとされます。子供に持たせれば、事故や災難を避け、情操豊かな子供に育つお守りとなることでしょう。また、人間関係のバランスをとり、闘争のエネルギーを中和し、調和をもたらしてくれるとされます。
さらなる石の情報は、【開運なびメルマガ】(無料)にて配信中です。
開運なびでしか手に入らない天然石や各アイテムにまつわる情報などは開運なびオンラインショップでも解説しています。
トルマリン全般はヒーリング面に非常に良く、「マイナスイオンを放出して健康を増進する」「電磁波を防ぐ」といった効果がさかんに語られ、一時期大ブームになりました。
ストーンヒーリングの分野では、内分泌のバランスを整えて肥満の害を軽減させたり、喉の不調に用いるといった報告がされています。
ただし、これらの効果・効用は現代医学で証明されているわけではありません。
鉱物名 | 電気石(でんきせき) Tourmaline(トルマリン) |
---|---|
別名 | その他欄参照 |
誤称 | ブラジリアンエメラルド(グリーントルマリン)、ブラジリアンサファイア(ブルートルマリン) |
主な 産出地 | スリランカ、ミャンマー、ブラジル、マダガスカル、ナミビア、タンザニア、アメリカ |
分類 | 珪酸塩鉱物 |
化学組成 | AB3C6(BO3)3Si6O18(X)3Y A,B,C,X,Yは種類によって異なる。 種類により異なる分子と水酸基、ホウ素、珪素、酸素の化合物 |
結晶系 | 六方晶系 |
晶癖 (形状) | 柱状、塊状、針状 |
主な 色合い | 黒色、緑色、褐色、赤色、ピンク色、黄色、青色、無色 |
条痕色 | 無色〜灰色 |
硬度 | 7〜7.5 |
劈開 | 不明瞭 |
比重 | 3.0〜3.1(種類により変化) |
屈折率 | 1.62〜1.65 |
似て 非なる石 | オニキス、オブシディアン、エメラルド、ベリル、ルビー、スピネル、クンツァイト、シトリン、トパーズ、サファイア |
鉱物的に見ると、トルマリンはホウ素を含みながら複雑な化学式を持つ珪酸塩鉱物ですが、主成分が様々に入れ替わったバリエーションが多数あります。そのため、トルマリンというのはグループ名で、主成分によって今のところ11種類の鉱物に分けられています。
主なものは下記の5つです。
*鉄電気石、Schorl(ショール)
いわゆるブラックトルマリン。成分的に鉄分が多く、産出量がもっとも多い。
*苦土電気石、Dravite(ドラバイト)
マグネシウムが多いタイプで、黒色〜暗緑色〜褐色が中心。
*石灰苦土電気石(灰電気石)、Uvite(ウバイト)
マグネシウムとカルシウムが多いタイプで、黒色〜暗緑色〜褐色が中心。
*リチア電気石、Elbait(エルバイト)
カラートルマリンの多くはこのタイプ。リチウムが主成分で、鉄電気石、苦土電気石に続いて産出量が多い。
*リディコート電気石、Liddicoateit(リディコタイト)
色や見かけはリチア電気石とよく似ていて、成分的にも似通っていますが、ナトリウムよりカルシウム分が多いタイプ。一個の石に、リチア電気石とリディコート電気石それぞれの領域が存在するものもあります。
トルマリンは針状に結晶して石英内部に含まれる場合があります。通称名でブラックルチルクォーツと呼ばれるのは、ショールの針状結晶が石英内に含まれた「トルマリネーテッドクォーツ」がほとんどです。
・当サイトの情報はいにしえより受け継がれてきた伝承などをもとにしていますが、効果を保証するものではありません。
・当サイトにある情報、画像などの無断転用を禁じます。
※「開運なび」「開運ナビ」は、登録商標です。無断使用を禁じます。(第5170416)サイト運営者について