「セルフエスティームを高める」
通称:スピネル
英名:Spinel
和名:尖晶石(せんしょうせき)
関連:-
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長時間の日光浴は変色の可能性があるのでおすすめできません。
水晶、ホワイトセージ、音叉、月光浴による浄化のいずれかをお奨め致します。
※浄化全般についてはこちらで解説しています。
セルフエスティームを高める、個性を伸ばす、アピール力を高める、華やかさ美しさを楽しむことを教える、心身の再活性化
自分を卑下しがち。長所を見つけ・伸ばしたい。自己アピール力を高めたい。
ブラックスピネル、レッドスピネル=尾骨のチャクラ
オレンジスピネル、濃いピンクスピネル=下腹部のチャクラ
薄いピンクスピネル、グリーンスピネル=胸のチャクラ
ブルースピネル=喉のチャクラ
バイオレットスピネル=眉間のチャクラ
ブラックスピネル=北
レッドスピネル=南
ピンクスピネル=南東、西、南西
オレンジスピネル=南西
ブルースピネル=東
バイオレットスピネル=西北
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色調を整えるために加熱処理されることがあります。
また、ルビーやサファイア同様、人工合成されたスピネルも製造されています。
原石の状態では、両端が尖った八面体の形で結晶します。
かなり多くの色合いを持つ石で、赤色、ピンク色、オレンジ色、褐色、緑色、青色、黒色、無色まで幅があります。
ラテン語で「小さな棘(とげ)」を意味する「spinella」、もしくはギリシャ語の「spark(閃光)」から来ているとされます。
原石ではピラミッドのような形に尖って結晶することが多く、この尖端が母岩から顔を覗かせると、まるで棘のように見えるため、このように名付けられたのでしょう。和名の「尖晶石」も同様です。
誤称のひとつ「バラス・ルビー」は、アフガニスタンのバダフシャンで採掘されたやや紫がかったレッドスピネルのことで、かつてはルビーと混同されていました。この名称は、マルコ・ポーロの『東方見聞録』にも登場します。
また、スリランカ産スピネルで、黒色〜濃い緑色のものは、セイロナイト(Ceylonite)」と呼ばれることがあります。
スピネルは、一般的な知名度は低い方ですが、色とりどりの美しい石が多く、宝石としての価値も高いものです。
長い間ルビーやサファイアと同じ種類の石だと思われてきました。結晶の状態では異なるのですが、研磨してしまうと色合いや質感による区別がつきにくいためです。
有名なエピソードとして、イギリス王室の戴冠式用の王冠に取り付けられている宝石のひとつ、「黒太子のルビー(Black Prince's Ruby)」は、実際には大粒で高品質のレッドスピネルであることが知られています。
ルビーやサファイアの硬度は9、スピネルの硬度は7.5〜8であるため、比較すると若干柔らかい石となります(しかし他の鉱物に比べればかなり硬い石ですが)。
硬度を象徴的に捉え、下記に記載した石の意味を伴わせて考えるなら、スピネルは「若いルビ−、若いサファイア」として考えることもできそうです。
パワーストーンとしてのスピネルは、「セルフエスティームを高める石」です。
セルフエスティームという言葉は「自尊心」と訳され、「自尊心が高い」と言うと、どこか鼻持ちならない人間を連想しがちです。
しかし文字通り、「自らを尊ぶ心」、「自分の良さを理解しそれを高め、表現していく気持ち」と理解して下さい。
人は、消極的でネガティブな考えを持っていると、どうしても自分を卑下し、悪い部分だけに意識を持っていこうとしがちです。謙譲の美徳が度を超して、必要以上に貶めて見せたりする人もいます。
また、とくに若い人の中には、社会に出たばかりで自分に自信が持てなかったり、両親から浴びせられた否定的な言葉が無意識の呪縛になっているケースがあります。要因はさまざまにせよ、「ネガティブな自分像」に傾きがちな人には、スピネルは非常に効果的です。
スピネルは「あなたは素晴らしい!」と叫び、傾きかけた心にピンを刺すように傾斜を抑えてくれます。そして、自分の個性を伸ばし、もっと外界にアピールすることを教えます。もっと自分を飾って構わないし、人生の楽しさや美しさ、華やかさを楽しむことは決していけないことではない、大切なのは自分を見失わない固い意志と柔軟な心なのだ、と諭してくれます。
あたかも、小粒だけれどビリッと刺激のくるサプリメントのようなものです。
こうした波動のおかげで、スピネルを身につける人は、自分を魅力的に見せる術を覚え、魅惑的なエネルギーを発散するようになります。とくに赤色や黒色のスピネルは下腹部のチャクラを刺激するため、セクシーさを強調するツールにもなります。
スピネルがセルフエスティームを高めるとは、心理的な面はもちろん、肉体面やオーラの面も含め、包括的な自己像を高めていくという意味合いなのです。
ただし、もともと自我が強く、自分をアピールすることに長けている人にとっては、スピネルは過剰になる可能性があります。自分の実像より過大な自己を演出し、移り気で、わがままな部分が強調される場合もありますから、常に自己チェックを怠らないようにしてください。
上記に加え、スピネルは色合いによってさらに追加的な効果が見込めます。
赤色は肉体と精神のエネルギー充填に優れ、セクシーさを強調し、持ち主の華やかさを増します。
黒色もセクシーさを強調すると同時に、強い保護的な波動があり、魔除けとしても使えます。持ち主にカリスマ性を与えます。
ピンク色は少女のような、うぶな面を強調したいときに効果的です。
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ストーンヒーリングの分野では、新鮮なエネルギーをもたらし、心身を再活性化してくれる石として知られています。
肉体面では免疫力を高めてくれるとされ、肝臓病や風邪に効果があるという報告もあります。
心理面では、過去から積み上がった重荷を解き放ち、新たな希望の光をみせてくれるとされます。
ただし、これらの効果・効用は現代医学で証明されているわけではありません。
鉱物名 | 尖晶石(せんしょうせき) Spinel(スピネル) |
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別名 | Ceylonite(セイロナイト)スリランカ産で黒色〜濃い緑色のスピネル Pleonasute(プレオナスト)セイロナイトに同じ Picotite(ピコタイト)黄褐色の変種 Rubicelle(ルビセル) 黄赤い色の変種 |
誤称 | Ruby Spinel(ルビースピネル)透明感のある赤色のスピネル Balas Ruby(バラス・ルビー)アフガニスタンのバダフシャンで採掘されたやや紫がかったレッドスピネル |
主な 産出地 | スリランカ、ミャンマー、アフガニスタン、タンザニア、イタリア、ロシア、アメリカ |
分類 | 酸化鉱物 |
化学組成 | MgAl2O4 マグネシウム、アルミニウム、酸素の化合物 |
結晶系 | 等軸晶系 |
晶癖 (形状) | 8面体、三角板状、塊状、粒状 |
主な 色合い | 赤色、ピンク色、オレンジ色、褐色、緑色、青色、黒色、無色 |
条痕色 | 白色 |
硬度 | 7.5〜8 |
劈開 | なし |
比重 | 3.6 |
屈折率 | 1.71〜1.73 |
似て 非なる石 | ルビー、サファイア |
スピネルは本来、無色の鉱物なのですが、含有される微量元素、鉄、クロム、亜鉛、マンガンなどによって、様々な色合いになります。このなかでも、鉄やクロムにより赤く透明感のあるスピネルが宝石として珍重され、ルビーと混同されてきました。
しかし結晶構造をみると、スピネルは8面体の双晶に結晶したり、スピネル式と呼ばれる三角板状に結晶するのに対し、ルビーは六角形の柱状に結晶するため、異なる鉱物であることがわかります。
スピネルとは鉱物の名称でもあり、同時に、同じ結晶構造をもった化学組成の異なる21種類の鉱物をまとめて呼ぶときのグループ名(スピネル族)でもあります。
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