「意志を強くする石」
通称:パイライト
英名:Pyrite
和名:黄鉄鉱(おうてっこう)
関連:-
「意志を強くする石」
通称:パイライト
英名:Pyrite
和名:黄鉄鉱(おうてっこう)
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水による洗浄や粗塩浄化は、鉄分が錆びる怖れがあるのでお奨めいたしません。日光浴は石のチカラをパワーアップさせるという説もありますが、色が退色したり、石自体が劣化する可能性もあります。長時間太陽光下にさらすことは避けてください。
パイライトは水晶と相性が良いので、水晶による浄化はお奨めなのですが、塊上のパイライトを水晶で浄化するのは難しいかも知れません。そうした場合は、水晶をクリスタルチューナーに打ち付けた音(波動)で浄化すると良いでしょう。
※浄化全般についてはこちらで解説しています。
強い保護力、危険回避、意志力・信念の強化、金運招来、アイディアと論理的思考、呼吸器疾患の改善、記憶力を高める
危険な仕事に従事している。悪意を受けている。意志薄弱をなんとかしたい。金運を呼びたい。現実的なアイディアが欲しい。呼吸器系のトラブルを抱えている。勉強・研究のお守りが欲しい。
喉、胸、眉間
西、西南
鉄分が多いため、湿気の多い所に放置すると、錆びる場合があります。
錆を防ぐために表面をコーティング処理することがあります。
硬度的にも高くはないので、表面が傷つきやすい傾向にあります。
色合いが醒めた黄金色〜真鍮色であることから、しばしばゴールド(黄金)と間違われました。そのため、「Fool's Gold(愚か者の金)」というニックネームでも呼ばれます。硬さでは、金よりはるかに固い鉱物です。
日本でも「金運を呼ぶ石」として人気があります。
硫化鉱物のなかでは最も一般的で、世界各地に産出します。
面白い形状が多く、代表的な結晶は五角十二面体。ひとつの面が五角形で、十二面体を成しているタイプです。五角形の面はパイライトの大きな特徴なので、「黄鉄鉱面」とも呼ばれます。
立方体のパイライトも多く、人工的にカットしたようなキューブ型をしています。
押し潰された円盤状のものもあり、パイライトサン(パイライトの太陽)と呼ばれます。
水分による酸化で表面が虹色に変化したタイプは、レインボーパイライトと呼ばれます。
また、化石の主成分が長い年月を経て黄鉄鉱に置き換わっている場合があり、代表例としてパイライト化したアンモナイトがあります。
パイライトの語源は、ギリシャ語で「火」を意味する「pyr」。ハンマーで叩くと火花が飛び散ることから、その名が付けられました。
古代ギリシャ、ローマ、アメリカ大陸で、装飾品としてはもちろん、ヘマタイト同様に丁寧に磨いて鏡として用いられました。インカ帝国では巨大なパイライトを磨いて呪術用の鏡を作ったとされ、ネイティブアメリカンのメディスンマン(シャーマン)も再生の護符として用いたとか。
パワーストーンとしての効果は、まず意志力の強化があげられます。意志を強めることはポジティブな自尊心を高め、自己を信頼し、自信を持つことにつながります。
ただし、もともと自信過剰気味の人が持つと、余計に我が強くなり、エキセントリックになる場合もあります。
次に、この石を持つと身体の周囲に防御シールドが張られ、ネガティブなエネルギーの攻撃から持ち主を守るとされる点があげられます。そのため、敵対している人物の悪意を跳ね返したり、危ない仕事に従事する際には危険回避のお守りになるとされます。
頭脳運にもよく、火花が散るようにアイディアをもたらすと同時に、分析力を強め、多面的でロジカルな思考に結びつけるので、アイディアの具現化を促進するとされます。
これはおそらく、パイライトの放つ波動が、右脳と左脳、潜在意識と顕在意識の情報流通を促進するという暗示から来ているものと思われます。
そうした暗示は、単にアイディアをもたらすことにとどまらず、チャネリング能力を開発することにもつながるようです。世界各地のシャーマン達がパイライトで鏡を制作した理由のひとつは、ここにありそうです。
他の鉱物内に混入している場合も多く、例えば青いラピスラズリに見られる金色の粒はパイライトです。そのため、パイライトとラピスは相性がよいとされ、とくにアイディアや知力でお金を稼ぐ人は、パイライトとラピスを並べてデスクに飾ったりする場合もあります。
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ストーンヒーリングの分野では、気管支炎や肺の疾患に効果があるという報告で一致しています。
また、血液に酸素を供給し循環を良くする、記憶力を高めるという報告もあります。
ヒーリングに用いる際は、石自体を握っても、棚に飾るだけでもよいそうです。
皮膚の弱い人やアレルギー体質の人は、直接肌に触れることは避けた方がよいかも知れません。パイライトの成分である硫化鉄が、肌を刺激する可能性があるからです。
ただし、これらの効果・効用は現代医学で証明されているわけではありません。
鉱物名 | 黄鉄鉱(おうてっこう) Pyrite(パイライト) |
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別名 | Fool's Gold(愚か者の金) |
誤称 | - |
主な 産出地 | ペルー、ボリビア、スペイン、他世界各国 |
分類 | 硫化鉱物 |
化学組成 | FeS2 鉄、硫黄の化合物 |
結晶系 | 等軸晶系 |
晶癖 (形状) | 立方体、六面体、八面体、五角十二面体、塊状 |
主な 色合い | 真ちゅう色 |
条痕色 | 緑色や褐色を帯びた黒色 |
硬度 | 6.5 |
劈開 | なし |
比重 | おおよそ5 |
屈折率 | 1.81 |
似て 非なる石 | 黄銅鉱(Chalcopyrite、チャルコパイライト)、白鉄鉱(Marcasite、マーカサイト)、ゴールド |
パイライトに酷似している鉱物として、チャルコパイライト(黄銅鉱)と、マーカサイト(白鉄鉱)があります。どちらもパイライトとして販売されるケースは多々あり、パワーストーンとして観ても、すべてパイライトグループと考えて良いと思います。
チャルコパイライトは、硫化鉄であるパイライトに銅が混入したもの。チャルコ(またはキャルコ、カルコ)とは、ギリシア語で銅を意味します。色は、パイライトより鮮やかなイエローゴールドです。
マーカサイトは、主成分がパイライトとほぼ同じで、結晶構造が異なる同質異像の鉱物です。見かけはパイライトと非常によく似ていますが、パイライトよりかなり薄い色をしています
マーカサイトはマルカジットとも呼ばれ、その宝飾品はイギリスのヴィクトリア朝時代に、薄暗い夜会でも輝く宝石として大ブームとなりました。しかし、鉱物としてのマーカサイトは宝飾品には向かず、マルカジットと呼ばれた石は、実際にはパイライトでした。意外にも、大英帝国の貴婦人の首や髪を飾っていたのは、パイライトだったということになります。
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